あなたの顔をぼくは知らない
ぼくの見ていたあなたはいつも背中ばかりで
軽やかに歩いてくその後ろを、息を切らして追いかけてた
あなたの光はぼくらすべてに注がれていて
ぼくらは同じようにあなたを見上げてた
でも、あなたにとってのたった一人にぼくはなれない
輝き続けることは本望ですか 寂しくないですか
あなたの顔を見る時があるとしたら
それはあなたが止まってしまった時なのだろうか
決して届かない夜空の星
だからこそ見上げ続けていたいんだ
数知れぬ願いを引き受けて、あなたは今日も身を削って輝く
あなたの光が落とす影もぼくらは見ているよ
光に包まれて見えない素顔はきっと影に映ってるから
遠くでまたたく夜空の星
でも真昼の空にもあなたは確かにいると知っているから
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マイケル・ジャクソンという人は、紛れもなくスターだったわけだけれど、見上げられ続けるっていうのはどんな気持ちだったのかな、と想像してみたりします。
私にとってのスーパースターは、言うまでもなく篠原美也子さんなんですけど。
きっと、どの程度メジャーであるか、っていうのはほとんど関係なく、ファンが抱く気持ちって一緒ですよね。
この人のすべてが知りたい。でもあこがれの人であり続けてほしい。
勝手なのは百も承知ですが、偽らざる気持ち。
星は輝かなかったら見えないわけだけど、見えなくても「そこにいる」っていうことはわかってる。だから、どこまでも待っちゃうしついて行っちゃうんです、多分。
天国ではさすがに、神様にまで見上げられることはないでしょう。
ただの一人の「マイケル」でいられることが、彼にとってのささやかな安らぎであれたならと思います。
ご冥福をお祈りします。
久々に、詞先で1曲できそうな気配です。
MJにささげる歌とか大それたこと言うつもりはありません(そこまで彼に対して造詣深くないですし…)。でも、誰かのファンである人ならば、誰もが抱いているだろう感情を歌にしてみたい。
追い付きたいようで、ずっと憧れてたいようで、気持ちはいつでもその人の周りをぐるぐる回ってしまう、そんな心の中の北極星。
タイトルは「Longing」か「Polastar」か…
近いうちにでき…たらいいなあ、と、思います。思いますが、ひとつ気長にどうぞ(汗)