Sailing

時計の針よりも鮮やかに 海が朝を知らせる
頭の奥に響く声は きっと空耳なんかじゃない
風に帆を立てたら 目の前に開ける道なき道
この身ひとつで漕ぎ出すのさ
虫食いの航図も壊れかけのコンパスも置いて

青のほかには何もない 果てしない大地の上に
ほんの一瞬の軌跡を描くことを 震える胸でぼくは求めた

I’m sailing for the Indigo-Ground
行き先もわからぬまま進もう
I’m sailing for the Indigo-Ground
きっと人は自分を見つけるために船を出す

世界で一番深く高い 双子の青の狭間で
木の葉みたいに途方に暮れる
波はさらうだけ 風は「思うままに」と告げるだけ

どこまでも青く光る 一枚の大きな水鏡に
あぁ ぼくはどんな風に映るんだろう? 今もそしてこれからも

I’m sailing for the Indigo-Ground
行き先もわからぬまま進もう
I’m sailing for the Indigo-Ground
きっと人は自分を見つけるために船を出す

宝島を信じる少年じゃない ユートピアなんかもある訳ない
ただ寄せては返す波だけが ぼくにとっての確かなreal

I’m sailing for the Indigo-Ground
目的もわからぬまま進もう
I’m sailing for the Indigo-Ground
たとえどこに辿り着いても ひとりでも きっと!
I’m sailing for the Indigo-Ground
行き先もわからぬまま進もう
I’m sailing for the Indigo-Ground
きっと人は自分を見つけるために船を出す

I’m sailing for the Indigo-Ground!