覆面作家企画・推理総まとめ

 いよいよ今日を残すのみとなった、【覆面作家企画2】推理期間ですが、もう、私、全作品推理も読了もあきらめましたわよ! おほほほほ!(ヤケクソ)
 とはいえ、なんとしても今日中に知り合いの方の分だけは推理していきたいと思います。
 時間がもう全然ないので(まだ目ェ通してすらいないブロックがあるぐらいだもんなぁ/大汗)ほとんどヒトコト感想です。すみません。私あんなにたくさん感想いただいてるのにホントごめんなさい。でも,推理期間終わっても読むことはできるし、いいよね? ね?(おねだりのポーズ)


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[Aブロック]

・A-05『SPEED STAR』:望月あさらさん
 何でだろう、どこで見たんだろう…望月さんはF1好き、という印象がナゼか私の中にあるのよね。あいまいな根拠だな(笑)
 私はこのひとの『Pepper*Mint*Honey』が好きなのですが、それに似た清々しい眩しさを感じます。あとは、文章。引用失礼しますが、「表情を強張らせながら口を開けば、頭に乗っていた手が落ちてきて、頬をつねあげる。」という言い回しが、望月さんらしいなと思ったんです。って違ってたらハズカシいな(笑)

・A-11『エトワール』:わたなべりえ(姫)さん
 “夜”の情景描写から醸し出される、なんともいえない色香が姫さんっぽいな〜と。あとは、人間が織りなす歴史というものに対する、透徹したまなざし。フェイクかけようと思ってどうにかなるような部分ではないんじゃないかなと思います。もし姫さんのじゃなかったにしても、きっと普段から大河モノ書き慣れてる人のような気がする。

[Bブロック]

・B-04『最後のブルース』:茅さん
 茅さんて音楽モノ書いてたことあったっけ〜?B-03の『星の河をわたる風』のほうが題材としてはしっくりくるよなぁ?と少し迷ってしまいましたが、“なんとなく”を信じてこれに1票。
 セリフの掛け合いが、どことなく茅さんの現代ものっぽい。あと、地の文の細かな言い回しも。またもや引用ですが、「早口言葉や、寿限無さん。寝ちゃうのなら聞いてないじゃんと思って、一度サボったことがある。」、ここらへんとか、なんとなく(そればっか/汗)

・B-06『生命 撒(ま)く者 〜 Panspermia』:ひさちさん
 言葉の選び方がひさちさんっぽいと思うんだけど、どうだろう…? 詩のようなうつくしい言葉をつづる人、という印象が私の中ではあります。あと、微妙に古語っぽい言い回しが混ざるのも。「私は一つの惑星に出会った。命を継ぎうる惑星に。旅を続ければ、次の出会いもあるかもしれぬ。」あたりとか(毎度おなじみの無断引用)
 それから、テーマもね。深い諦めの先に光を見ている感じが。

・B-07『Xing(シン)』:鈴子さん?
 大きな運命のうねりと、ささやかな幸せをつかむための戦い。アクションシーンの勢いのよさ。うん、鈴子さんのファンタジーに通じるものがある気がしますね!…って違ってたら大笑いだぜ(笑)

 ──って書いててふと気づいたんですけど、この作品、「言う」という動詞をすべてひらがなに開いてあるんです。けど、鈴子さんちの作品では漢字になってるなぁ…。それに、鈴子さんは「?!」派のようですね。この作品では「!?」。さらに鈴子さんは、セリフを表わすカギカッコの中身を「、」でひと区切りさせるという特徴的な表記をよく使ってますが、この作品にはそれがないぞ…(あわわわわ)
 そういう、鈴子さんの表記上の特徴があらわれてるのは、むしろ先のB-04『最後のブルース』なんだよな…。じゃあ茅さんだと思ってたのも違うのか?

 ってなわけで、もう一度整理し直し。
・B-03『星の河をわたる風』:茅さん
・B-04『最後のブルース』:鈴子さん
 うん、なんか、男女の感情の交錯のしかたなんか、『星の河をわたる風』は茅さんっぽいかもしれない! もうわかんな〜い!!(爆)

 ──さて、中断してましたがそろそろ続き行きます。

[Cブロック]

・C-05『かくして塔は放棄される』:小沢イネさん?
・C-07『カンブリアより愛を込めて』:同上
 このブロックは、『ミッド・ウィケットの交渉師』で一方的にファンになった、小沢イネさんしか存じてません、すいません(汗)だから、小沢さんを捜そうという趣旨です。
 古き佳き児童文学調から、かっ飛んだコメディまでいろいろ書いてる方なんですけど、どうも共通するのは“ケレン味”。Cブロックの中で一番このケレン味を感じたのが、この2作品でした。
 でも、どっちかって言えば、『かくして塔は放棄される』のほうかな。すごいなぁ、これ。浪漫を感じるわ。

[Dブロック]
 ……は、既読の方いないので推理はパスさせていただきます、申し訳ないです。あとできっと全部読みます。すみません〜。

[Eブロック]
 自分のブロックなので非公開。ここは、曽野十瓜さんをぜひとも探したい! あれじゃないかと思うんだけどな〜。私の書いたとある作品の、すぐ隣の作品。だ、だめだ。これ以上言えない。

[Fブロック]

・F-05『夢売りの話』:冬木洋子さん(ガチ)
 リクツじゃないんだ、No reason、ってなかんじで(笑)ほぼ迷い無くこれに1票。
 とくに、ここ、「ずんぐりした身体を黒いコートに包んだその小男は、くたびれた中折れ帽を顔が隠れるほど目深に被り、コートの襟を立て、濃灰色のマフラーに顔の下半分を埋め、両手に黒い手袋まではめているのです。」というキャラクター造形に、冬木さんの気配を感じました。たしか、『銀河鉄道999』の車掌さん萌えでしたよね?
 あと、どこか物悲しい、けれどやさしいノスタルジックな空気が漂っているのも、形容詞の使い方も、何から何まで冬木さんっぽい!

[Gブロック]

・G-04『さいはての星』:松木響子さん(ガチ)
 これも自信あります。根拠は、幻想的な語彙力。ぴんと透徹した美意識。響子さんが素で書いたのなら、これに間違いない。フェイクだったとしたら…目も当てられませんが(汗)この雰囲気は、付け焼き刃で何とかなるもんじゃないような気がします。

・G-05『星より甘やかに』:穂高あきらさん(ガチ)
 これまた自信アリ。実はもう穂高さんちの推理フォームで送信していたりして(笑)こんな感じのことを書きました↓
「なんとなく文体が穂高さんっぽいな〜と思いまして。そう考えてみたらなんだかタイトルも穂高さんっぽいし、将棋っていう題材も、ちょっと『きゃあv』ってなっちゃうような青年と女の子のやりとりも、前向きで清々しい葛藤も、どこか“Novelism作品”を感じさせたんですよねぇ〜。
……って、ここまでダラダラ書いといて、ぜんっぜん違ってたらかなり笑えますね(;^o^A」

[Hブロック]

・H-01『星摘み』:よもぎの森さん
 自信ないです〜! さらりとしてくせのない、読みやすい文章を書く人なので、かえって確信が持てない(汗)
 かろうじて、決め手かな?と思えるのは、子供の愛らしさと家族のあたたかみ。よもぎさんの作品だと言われれば、あ〜確かに!とうなずける、やさしいメッセージの物語だったから、でしょうか。薄弱な根拠ですみません(汗)

・H-02『流るる星の行方』:天城麗さん
 これも自信なし。天城さんの文章も、強烈なくせはないからな〜…。
 ただ、これに出てくるアシュラ少女の健気さが、なんとなく『カイユの末葉』のエリーを彷彿とさせたという、それだけの話で(汗)この“ご主人様”と“従者(もしくは弟子)”の関係性、いいなぁ。天城さんっぽいなぁ、なんとなく(さっきからそればっか)

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 さて、そんなこんなで(一方的なのも含め)知っている方のぶんはすべて推理終了です。明日が楽しみだわ〜。果たしてどんだけ笑える結果になってるのか(笑)

コメント

  1. より:

    お疲れさまでした〜。
    はい、「言う」を全部ひらがなに開くのは茅の特徴でした(笑)
    「言い切る」「言い合う」「言い争い」などの場合は普通に「言」を使うんですが、「いう」「いった」など動詞になると、ひらがな。関西弁で「ゆう」「ゆった」と表現するところは全部ひらがなですねー。

    ただ単に「いった」と書いたとき「言った」「行った」の両方の変換候補が出るのが面倒臭くて「言」のほうを全部ひらがなに統一してるだけです(汗)

    裏乃さんにもこの特徴が見つかって07が茅だとばれました。櫻井さん、おしい!

    私はというと、寸前で櫻井さんの作品を「光の手」から「星の音見つけて」に変更しちゃいました。残念です。もっと早く「手首の細さ」に気づいていれば……。

  2. 冬木洋子 より:

    推理ありがとうございました。はい、もちろん正解です! 正答率約90%でしたよ……(^^ゞ
    そして、車掌さん! 確かに!
    自分では特にそういうつもりはなかったのですが(むしろ誰かに『喪黒フクゾウ?』と言われるんじゃないかと思い、実際、言われましたが)、確かに、言われて見れば、獏はルックス的には非常に車掌さんに近かったですね。自分でも気付いていなかった萌えを鋭く見抜いていただきました。
    櫻井さんのは、最初、『星の音〜』かもと思いましたが、華奢な手首』で第一候補を変更して正解でした!
    でも、最終的に候補を一作に絞れなかったから、成績は、『○』じゃなくて『△』ですね(^^ゞ

  3. 櫻井@管理人 より:

    茅さん>
    もう推理期間も切羽詰まってたので、すべての作品をざーっと読むだけでけっこう脳ミソがキちゃってて(貧弱だな)、それでもなんとか、鈴子さんの文章のクセを発見するまでは集中力保ってたんですけど、そっから先はダメでした…orz
    もうちょっと時間かけて推理に取り組んでれば、茅さんの「いう」も発見できたかも! ムキー!(笑)
    でも一瞬、『Xing』が鈴子さんじゃないならひょっとして茅さん?と思いはしたんですよね〜。でも次の瞬間ソッコーで変えてしまったという…そこで茅さんちの作品全部あたってみればよかったんですよねー。悔しーっ。
    私のほうはだいぶわかりやすかったみたいです。何たって、正答率、50%ですもんねー。サービス問題だったかも? いや、ホント、『星の音見つけて』がなければきっと100%でしたよ、アレ(爆笑)

    冬木さん>
    冬木さんのはですねー。はっきり言って、すげーわかりやすかったです(笑)穂高さんのと同じぐらいすぐファイナルアンサー出ましたよ〜。むむっ、この人間ぽくない登場人物の外見描写は!!みたいな。
    よく考えてみれば、確かにあの外見は喪黒福造ですよね、ふつう…。でもなぜか、第一印象が「999の車掌さんだ!」でした。冬木さん探す気満々だったからかなぁ? そしてその第一印象のおかげで、早々に答えを出せたという…
    茅さんみたくいろんなものを書ける人もうらやましいですけど、冬木さんみたくこの道ひとすじ!的な職人肌の人もうらやましいのです。何書いても冬木さん色になるという…。私は、どっちつかずもいーとこなので、シット!!!なんですよ〜。
    あ、ちなみに、冬木さんの推理は“正解”とカウントされてますので♪ よくぞ“病人”に気づいてくださいました(笑)

  4. free downloadable ringtones より:

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