『よるのもり』&、四度目の春

 4年めの春です。
 3年前の桜の時期からずっと作りたかった曲の歌詞がやっとできました! メロはもうあるから打ち込むだけ~。でもそれが長いんだまた…(遠い目)
 来月中には仕上がるようにがんばります…ガンバリマス……
 
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『よるのもり』(仮題)
 
 
時を止めた街角に ふわり 降り立つ気配
人の影も物音さえもない 薄紅のトンネル
 
誰も知らない間に君は 今年もやってくる
 
花のアーチくぐり抜け いつも歩いた道は
冷たい鉄の柵が横切って 不意に途切れた
 
誰のためでもなくただ君は 今年もここに来る
 
時を止めた街角を染める 突然の風
持ち主のない記憶を閉じ込めて 春は満ちてく
 
時がいつか言葉を連れ去って 先を急いでも
いとしい痛みそっと抱きしめて 壊さないように
 
はかない誓い灯した胸に 今年も花が咲く
 
誰もいない夜の森のように
月だけがすべてを照らすだろう
どうか どうか うつむかないで
舞い散る花びらこそが 風の名前
 
甘い夢の続きにいるような むせ返る春
白い冬の果てに訪れる いのちの季節
 
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「よるのもり」=「夜ノ森」=「よのもり」についてはこちら
 福島県の地名です。桜やツツジがきれいだそうなので、いつの日か行ってみたいです。
 
 
 以前にも書いた気がするんですが、私、玄米積んだクルマに乗って精米所待ちしてたなあ、3年前の今日。ちょうど今日みたいな天気でした。もうちょっと風が強かったかな?
 車中で待機してたらすごい揺れたから、「ちょ、風強すぎwww」と思ったのが最初の揺れでした。帰宅してからテレビつけたらびっくりしましたっけね……記憶が今でも生々しいです。
 でももっと生々しい記憶…どころじゃない、現実そのものをずっと過ごしてきた人もいるんですよね。それを、わかる、とは言わないし、代弁しようとも思わない。ただ、想像はしてみようと。これが自分だったらどうだったろう、自分の大事な人だったらどうだったろうか、と。
 
 シンガーソングライター篠原美也子さんの情報メルマガを受信してるんですが、今日届いたメールに、「私は、心を流されずに、来れただろうか。」という一文がありました。2011年3月31日のメールには、「いま私に出来ることは、心の値段を下げないこと。」とありました。自分や大事な人が同じ目にあったらどうだろう、と想像することで、少しでもその域にアプローチできるかな、と思いつつ。
 この3月31日のいっこ前は、3月9日だったようです。一ヶ月後に迫っていた美也子さんの札幌ツアーの、チケット代確認メールでした。申し込んだ時は当然遠征する気満々だったし、事実行ったけれど、まさかあんな気持ちで行くことになるとは思わなかったな。
 行く、行かないでダンナと喧嘩になったのも今となってはいい思い出です(笑) 喧嘩できる相手がいるってことでもあるんですよね。
 でももうライブを巡って喧嘩はしたくないですけどw