CD収納スペース圧縮大作戦

 本来は納戸ではないはずの一部屋が、今のアパートに引っ越してきた直後に納戸状態にしてしまってからはや数年経ちます。
 おかしい。いくら私が捨てられない性分だからといって、なにもそんなにゴミを溜め込んでるつもりはないのです。毎月買ってるアフタヌーンは最新号を除いては処分してますし、一時期ハマってた石鹸作りの器具諸々も、近頃すっかりDTMに熱中してて全然作ってないことに気づいたので、しみじみとそれでいて敢然と別れを告げました。本も、まあ、とりあえず本棚の中に収まってます。とりあえずは…(;´∀`)
 その他、特にコレクター系の趣味があるわけでもありません。
 ちなみにダンナは、長年収集していたガンダム関係のレアな作品を処分しています。もともと、モノは無ければ無いだけ良いと考えている人種なので、手放すのがそれほど苦ではないようです。
 それなのにどうしてこんなに“納戸”なのだろう?
 
 思い当たるフシがあるとしたら、無印良品で買ったCDボックスに入りきらずに本棚の一角を占拠しているCDの存在…どんな形であれひとまず「棚」とか「箱」とか言ったたぐいのものに収まっているのだからそれは関係なかろうと思われるかもしれませんが、このCDがすべてCDボックスに収まってくれれば、それによって空いた場所に、どの箱にも棚にも収まりきっていないモノたちを入れることができます。ええ、たぶん、きっと。
 最近、自分がDTMを始めた影響で、アマチュアミュージシャンの同人CDを買うようになり、もともと300枚ぐらいはあっただろうCDがざっくり思い返して50枚は増えました。だからといって代わりに捨てることのできるCDなぞ存在しないわけで…ここらへんダンナとは意見の相違が見られそうですが、まあ私のCDなので(・∀・)
 なにしろ、手放してもいくらでも再入手可能なCDがほとんどないのです(笑) マイナーなミュージシャンをわざわざ選んで好きになるわけではないのですが、私が気に入ってCDを買おうとまで思うミュージシャンは、なんだか、ことごとくメインストリームに出ていらっしゃらないわけで…(;´∀`) 一度手放したらどう考えても入手困難なものばかりです。
 加えて、私は日頃からiPodを使い、自分でもMP3形式で作品を発表しているにもかかわらず、どこかで「HDDに保存してあるデータはバックアップにすぎず、原本は手に取れる形で残しておかなければならない」というふうに思っている、オールドタイプな人間のようです。楽曲を整理整頓することを第一目的としてiTunesを嬉々として使っているダンナが、いかに完璧に楽曲を管理していようとも、「HDDに入っているのだからCDは手放してもいい」とはならないのですね。
 減らせない、増える可能性は大いにある。さてどうしよう…と、たまに思い出したように考えつつしばらく時が流れていったのですが、ある日福音が訪れました。
 
 
 これです。じゃじゃーん!

 
 ……といってもAmazonのページには商品画像がなくて何がなんだかなので(笑)、メーカーの商品ページもペタリ。
 【ELECOM CCD-DPC30BK】http://www2.elecom.co.jp/accessory/media-case/ccd-dpc/index.asp
 
 この製品の存在を教えてくれた、こだわりのVOCALOIDリスナーであるところのはこねさん、どうもありがとう!ヽ(・∀・ )ノ
 CDケースを薄型にすればいいという発想は前からあったんですが、せっかくCDを保存しておくのにジャケットや帯や裏ジャケットを一緒に保存しておけないのは悲しいじゃないですか。その点、このケースだとそういったすべてをCDとセットで収めておくことができます。メーカーによると、1/2の省スペースになるとのことですが、実際にこのケースでCDとセットでボックスにぎゅうぎゅう詰めることを考えると、もう少し圧縮率は高まりそうです。
 なお、メーカーの説明する使用法で、裏ジャケットの背を左右とも折り曲げて収納するように書いてありますが、実際のところは右側だけ折り曲げずに(この収納ケースの折り目側です)収納したほうが、立てて並べた時に検索しやすくていいよね……と思いながら作業をしていたら、はこね氏のブログでも同じことが書いてありましたw やっぱりそう思ったかw
 問題は、このケースに収納してしまうと、いざCDを売りに出そうと思った時にほとんど値がつかないんだろうなぁという点ですが…まあ、もともと手放したら二度と手に入らないかもしれないCDを保存しようとしてるので、問題なしです。
 
 
 
 このケースをもってしてもCDがボックスからあふれてしまう日のことについては、今のところは考えないことにします(笑)