傷だらけの人生

 …ほかの誰でもない、私の人生が(T_T)
 
 
 ええと、ここに来てくださる方で、開設当時からいらしてる方は、旧「週記」でご存知でしょうが、おかげさまで新しいお客さまも増えました。たぶん、これを知らない方、多いでしょうからここで改めて強調しておきます。
 
 ──櫻井の、上の門歯は、2本とも欠損しています。
 
 ええ、そうなんです。私の前歯の一本は差し歯です。もう一本は、ありません(爆)
 
 思えばあれは小学校2、3年の頃でしたか…。近所のガキンチョ同士で一緒に遊んでいて、何のためだったかは忘れましたが、私は公園の滑り台の斜面を逆走しました。実に軽やかに駆け上がり、あともう少しでてっぺんまでたどり着くぞ、という時になって…
 …………コケました(涙)
 滑り台のてっぺんって、鉄板でしょう。前に突き出た私の門歯が、その鉄板と勢いよく激突しまして。鉄板と歯じゃあ、さすがに歯のほうが分が悪くて、折れてしまいました…。しかも、あまりにその衝撃が強かったせいか、折れただけでは足りず、最終的にその歯は抜けてしまいました。
 櫻井、出っ歯だったので(今でもだけど、当時よりはマシ)、入らないところにムリに入れ歯するほどのこともないという結論になり、今日まで放っておいてあります。
 この時点で、私は一本歯の女になりました…。
 
 2度目が、かつての「週記」に掲載した経緯です。
 職場の資格試験を受けるため、私はいそいそと会場へ向かっていました。でっかいトートバッグに、今まで(3日ほどの間)勉強してきたテキストを全部詰め込んで、早足で歩いていたのです。
 あと10分ぐらいもすれば会場に着く! という、その時。
 ──コケました(爆涙)
 ええ、私のオフラインの身内・知人にはもう有名な話です。私のコケたそこは、階段でもなければ坂道でもなく、何かつまずいてしかるべき凹凸が地面にあったわけでもない、ごく普通のアスファルト舗装の道路です。厚底サンダルを履いていたわけでもない。(そうしたら、上司に「厚底はいてなかったからコケたんでしょ」と言われた。…何てこったい/苦笑)
 残り一本となった前歯、やっぱり折れてしまいましたが今回は抜けるまでには至らず、生き残った根っこを活かして差し歯に。人中切れて痛かったっつーの(TOT) いや、マジでさ。
 今となっちゃ、ネタだけどね(^ ^;
 
 
 齢25にして、歯を2本失ってしまった間抜けな櫻井です。
 その櫻井が、本日もまたやらかしました…。
 
 今までうちの湯船の蓋は、木の板だったんですよ。一応ヒノキらしいぞ。湯気でふやけてかびてところどころ黒ずんで、清冽な香りなんてもうほとんど跡形もなかったけど。
 木の板が蓋だと、何がいいって、上に乗っかっても大丈夫なところです。湯船の縁に、足を滑らせないように気をつけて乗っかってシャンプーやら洗顔料やらを取ってくるのは、チビッコの櫻井には少々きついのだ。(身体伸ばさないと届かない、んだけど、ヘタに伸ばすと…ヒサンなことになるでしょー?)その点、木の蓋はいい。
 今日、私が風呂にはいると、その蓋が変わっているじゃないですか。
 まあ、先に書いたとおり、もうだいぶ汚かったから、いい加減買い換え時ではあったんですね。薄い紫と白の、爽やかな色合いのプラスチックの蓋。よくある、細かく蛇腹みたいになってて、必要ない時には丸めておけるやつです。
 あー、変わったんだー。綺麗だなぁ。なんてぼんやり思いながらシャワーで身体を流し、さて頭を洗おうと、シャンプーを用意しました。否、用意しようとしました。
 いつもの癖で、風呂の蓋の上に乗っかって、シャンプーに手を伸ばしましたさ。
 ────皆様、ご想像のとおり(滝涙)
 
 その時の絶叫と派手な水音は居間にまで聞こえたらしいです。
 私はと言えば、背中と頭の横とすねとほっぺたを少々打撲し、さすがに我ながらナサケナクなりました(T^T)
 
 背中も側頭部も、アザになってるかどうかなんてそう自分で見られたもんじゃない。でもきっと、なってるだろうなぁ。
 すねにすり傷なんて、もう慣れっこだけどさ(それもどうだか)
 
 嗚呼、傷だらけの人生に合掌。
 
***
 
 
 ちなみに、差し歯について当時の臨場感あふれる記述をお読みになりたい方はココ
 スプラッタが大嫌いな方には、あまりお勧めしませんが(汗)