記憶力には自信があります(キリッ
という時代が私にもありました。
ええ、今は昔です。一人今昔物語です。「~と、なむ語り伝えたるとや。」で終わるアレです。(違います)
何せ、大抵のことを覚えるのにとりたてて苦労した覚えがなかったんですよ。高校ぐらいまでは、我が家の記憶デバイスは私であると言っても過言ではありませんでした。家族旅行で通りがかった地名や宿の名前、本やドラマに出てきたいかめしい言い回し、テレビでやってたマニアックな古代文明の名称、気に入ったのは親だったはずの歌謡曲の歌手名、異世界ファンタジー小説の長くて面妖な登場人物名、エトセトラエトセトラ、わりといろいろ覚えました。でも英単語と道の覚えはやたら悪かったんですけどね…(しょんぼり)
無駄に偏った配分で記憶力を使っておりました。
ところが、最近の私ときたら物忘れが酷いんです。
買い物に行って、本来買うべきものを忘れてしまうというのは、まあ、よくある話ですよね。それを防止するためにメモしておいたら、そのメモ紙を家に忘れてしまうというのもよくあります。でも、いくら何でも、せっかくポケットの中に入れてきたメモ用紙を、スーパーで見るのを忘れるとかいう強者はさすがにいないだろう…!!!(力強く握り拳)
一度なら「てへっ☆(∀`*ゞ)」で済みますが、2度3度と続くと、さすがに凹むのですよ。
このアクシデントを回避するための決定的な手段を、私はまだ見出しておりません…
と、ここまでブログを書いていたら、横からダンナが言いました。
「いや、メモ紙がどうこうよりも、エコバッグを持っていったはずなのにレジ前で手に持ってないことに気づいて、どこにあるのか分かんなくなってるほうが強者だろ」
……あー、ありましたね、そんなことも(;´∀`)
その時、ひょっとしてそもそも「持って行ったはず」というのが記憶違いなのかもしれないと思って、既に帰宅していたダンナに電話して家の中を調べてもらったりしましたっけね…
結局、翌日もう一度そのスーパーに行って、サービスカウンターで落とし物がなかったかどうか尋ね、どうにか無事再会を果たしました。ちなみにそのエコバッグ、篠原美也子のライブ会場限定発売品です。だから、地味に凹みましたっけ。
すっかり忘れてました。てへっ(∀`*ゞ)
ま、まあ? もともと私は家事全般が苦手な女ですから(汗) 苦手なことにはびた1ミリも記憶力を使えないのは分かります。(分かりません。)
けれど、つい2週間ぐらい前にダンナが購入してきた『新世界より』(貴志祐介・著)を読んでいて、作中に出てくる未来生物であるところの「バケネズミ」と「ネコダマシ」をしばしば取り違えるに至って、強烈な危機感に襲われました。(最初のうちはこれに「ミノシロ」も加わっていたという…)
かつては読書が趣味だった私、つい最近まで一番の趣味は物書きだったこの私、しかもものすごく好きなジャンルに好きなテーマの小説を読んでいて、これはねーだろと。
このまま、私、どこまで物を忘れていってしまうんだろう(ノД`)シクシク
こりゃ、次のDSソフトは「脳を鍛える大人のDSトレーニング」で決まりかしら…
私はもろにファミコン世代で、スーパーマリオシリーズが大好きだったんですよ。というか、まともにプレイできるアクションゲームってそれしかありません。だから「New スーパーマリオブラザーズ」が発売されたとき、迷わずDSデビューしました。いちおうコンプリートしたんですが、そういえば新しいゲーム買ってないです。
次は何を買おうか、考えてみようと思ってたはずですが、それも今まで忘れてしまってました。
やっぱり「脳トレ」なの? そうなの!?