教習所戦記(1) 〜そして伝説へ〜

 またまたご無沙汰してどうもスミマセン。生きてます、櫻井です。(その挨拶はどうなんだ)

 最近、私、教習所に通い始めました。
 オフで櫻井という人間をよくご存知の方々なら、「やめとけ、悪いこと言わねーからやめとけ」と両肩つかんで止めてくださりそうな、無謀な挑戦にのり出しました(;^_^A
 実家の両親に、結婚前何度となく言われてましたっけ…「日本の交通の安全を思うなら、お前は運転するな」というありがたすぎるお言葉を…

 リアルで引っ越しました〜というハナシは、ちょっと前の寝言で書いたと思いますが、今住んでいるK市というところは、基本的に、クルマがないと生活が成り立ちません。
 なんといっても、最寄り駅が、毎時1本以下しか電車のこない駅なのです。もちろん無人です。つーか駅舎もないです。
 このまま免許もなく、そのうち子供生んだとして、送り迎えとかどーすんだ私!? とふと考えてしまい、ついに決意したわけなのです。

 私は基本的に、同じことをやるんでも人様の1,5倍〜2倍ぐらい時間のかかる人間なので、あらかじめ、「10時限オーバーまで無料」というコースに申し込んでおきました。
 しかし、既にやらかしてしまったのです!
 ──第一段階・実技教習第2時限、“カーブの走行”で!
 ……私、もうやめようかと一度本気で思いましたよ……あの、誰かいますか、私と同じぐらいツワモノなかた(T_T)
 気を取り直して、毎日通ってますけども。

 しかし、これであと残された無料オーバー時限数は9時限です。
 明日は、一大関門である“狭路の走行”の仕上げです。さて、私は明日で残弾数を“8”に減らすのか、はたまた?

 でも、せっかく私みたいな人智を越えてトロいヤツが入学したのだから、何かこう、あの自動車学校の歴史に花を添えるような大ネタをかまして卒業してみたいような気もします。
 そのためには、第一段階の2時限目で引っかかってるぐらいでは、インパクトが足りないのです。
 めざせ、伝説の教習生!(何かがまちがってる……)