人数の少ない職場で、しかも窓口業務なので、昼食タイムはいつもひとりです。
淋しいんじゃないかって思われる向きもあるカモだけど、意外にそんなことはないのです。だって、ど~んなカッコでメシ食ってても誰も何にも気付かない。そりゃあもう、大股広げてあぐらかいてようが、弁当パクつきながらテレビに合わせて怪しげな鼻歌歌ってようが、すべて隠匿されるのです。
清楚で上品な水都サンのイメージが保たれるというワケよ。
(おや? そこ、笑いどころじゃないですヨ☆)
朝新聞をくまなく読んでいけるだけの時間に起床できないので(;^_^A ニュースソースはもっぱらこの昼休みにつけっぱなしてるニュース番組。帰ってきたら疲れて新聞なんて読まないし<でもネット巡回はするんだよな櫻井(爆)
職場のパソ、イントラネットにしか接続できないし、うっかりしてると世の中の動きをまるで知りません状態になってしまうのよ。世の中がタマちゃんブームになってる時、彼氏の振ってきたタマちゃんネタに対応できなかったことがワタクシさりげにショックでね(;^_^A それ以来、ニュースには気を配ってマス。
今日のニュースは、どこのチャンネルだったかな(オイ)、もと防衛庁関係の人がコメントしていた。隣の某国の瀬戸際外交と日本の安全維持、ってなカンジのお題で。
(ところで安全維持って聞くと、日本人ってどうしてもこう、足踏み入れちゃいけない聖域みたいにおもむろにフェードアウトしちゃう人多そうよね。ワタシもそのひとり/苦笑)
その人いわく、お隣さんの動向って、マジポンで他人事じゃないんですってね。なんでも、あんまりありがたくない飛行物体がいつ日本に落っこちてきてもおかしくないんですってね。(他人事のようなちゃらんぽらんな書きかたしてるが……話題が話題なだけに、この口調のまんま行かせて下され/汗)
私は昭和51年の生まれです。なので、当然、日本が日の丸掲げてやらかした件の戦争を知りません。知識としては知ってるけど、現実感がどうも乏しい。
そういう私が、どれだけの重みで戦争反対を唱えられるか定かじゃないですが、自分のささやかな生活が、自分のあずかり知らないことを原因にメチャクチャに引っかき回されるのが、一体どんな気分かは想像がつくような気がする。
だって、小説かけない、メールできない、ネット巡回できない、これ、ツライよ?(笑)私、言論の自由が利かないのは耐えられない(T_T) それに、そもそも戦争状態ってヤツは男を戦地に送り込むわけだ。これは真剣にたまらん。だからっておとなしく家に閉じこもってたところでいつ死ぬか分からないし。つーかメシに不自由し始めたらそんなことすら言ってられないわな。
戦争は国が始めることだ。でも、ワリを食うのはいつも「人」だ。
理不尽な話だ。
……やられたらやり返せってのは、ハムラビ法典でしたか。目には目を、歯には歯を、枯れ木には花を。(違)
それじゃいつまでたっても復讐は終わらないよという意見には賛成だ。一方で、右の頬打たれたら左の頬差し出すなんて冗談じゃない、つーかアンタ、顔貸しやがれ、ぐらいは感じる正直な自分も発見。私、フツーの人間だからさ、どっちも頷けちゃうんだな。
いつか回答しようとDLするだけして、デスクトップに置き去りになったままですけど(;^_^A 確か、「小説書きに100の質問」に、「世界平和は実現しますか」なんていう設問があったような気がします。
これね~……言いたかないけど、可能性はかーなーりー薄いよね(爆)
人間に自我があって、プライドがあって、他者と感情を共鳴させる能力がない以上、衝突は絶対起こりうるよね。でもって、どうしても埋められない溝が生じた時、人って結構な確率で暴力に訴えるよね。
その「埋められない溝」が、自分たちを苦しめ苛む時、何を持ってしてもその溝を取っ払いたいと思うのは当然の感情だ。否定はしない。つーか、できない。……すると、戦争は人として当然の行為ってことになっちゃうのか!?
い、いかん、その結論はやっぱりいただけないよっっ(>_<;
私は多分、狭量な部類の人間なんだろうと思う。
だから、上の方に「ワリを食うのはいつも『人』だ。理不尽だ」って書いたけど、本当に真実の思いでもって「理不尽だ」と感じる対象は、私の周りのごくごく少数の人たち限定なのかもしれない。
例え話。
私はA家の一員で、A家の人間の私以外の誰かがBさんちの戸籍筆頭者によって殺されたとする。怒り心頭のA家の面々だが、A家には「暴力はいけない」という家訓があって、それを破ろうもんなら代々のご先祖様が墓から化けて出てくる(笑)。困ったA家の代わりに、Cさんちの腕力自慢のあんちゃんがBさんちに乗り込んで大喧嘩をやらかした。結果、Bさんちは大損害。
A家の人間である私は、果たして、B家の人々に「あなたたちも同じ被害者だよ」と言ってあげられるだろうか。心の中で「よくやった、Cさんちのあんちゃん! あんた大したもんだよ」なんてなことを少しも思わないって言いきれるだろうか。
例え話、終了。
安易に語りたくない。
それは口をつぐんでるのが吉ってことじゃなくて、簡単に結論に飛びつくなってことなんだ。
今までの歴史を見る限り、戦争って必要悪なのかもしれない。でも、必要悪だってからには、悪なんだよ。どんな理由があるにせよ、人の命を奪ったという事実が帳消しになるわけじゃない。
だから、私たちの代表者には、考え抜いて欲しいんだ。んでもって、ぎりぎりまで話し合って欲しいんだ。私たちの代わりに。
そこで出される結論は、必ずや、誰にとっても幸せな結論というわけには行かないだろう。それでも、何らかの答えを出さなきゃいけない時ってのがある。その時に出す答えは、その時尽くせるありとあらゆる手を尽くした、少なくとも「その時」の最良の結論であって欲しい。
確かに、あらゆる手を尽くしたあとの、最後の手段は戦争なのかもしれない。でも勘違いしないで欲しい。
今はまだ「最後」じゃない。
だから私はぎりぎりの瞬間まで言い続けるんだ。「戦争はやめようよ」と。
──な~んてなカンジで、ガラにもなく真面目なことを考えていたら、まったくまとまらなかった上に、貴重なお昼寝タイムがすっかり消えて無くなってしまっていた。
しょぼーん。
(……しかし、今日の寝言、かなりきわどいこと語ってるなぁ。ここ訪れる方、ヒかないで下さるとありがたいんだけど~。お喋りなくせに小心者なオイラ)