篠原美也子ワンマンライブ /w band「COMPASS ROSE」

 を、見に行きました! 感動でした〜(ToT) at渋谷!
 という話なんですけど……


 ちょうどこのライブの前日に、どうがんばっても辛いだけでしかない職場をついに辞める決意をした、そこへもってきてあの唄たちはちょっと涙腺に来すぎました(T_T)
 しょっぱなが「願わくば」とか、どうしてくれるんだという(苦笑)

  やれないことはないと思うんだ
  でも寝不足がひどく堪えるからもう眠らなきゃ
  そんな風にまた今日を
  コインロッカーに預けるみたいに棚上げしている

(篠原美也子「願わくば」より引用)

 当然1曲目から目頭熱いわけなんです(;^_^A
 でも、不甲斐なくてものうのうと生きてていいんだと背中を押された気がしました。や、基本的に私生き意地張ってる人間だとは思いますけどね?
 ダンナにも、100パー自分の気持ちだけで進退決めていいと言われたので、もうそれ以外一切の理由もつけずに今の仕事辞めます。
 そもそも3年目ぐらいから、向いてないという自覚はあったんですけどね〜。向いてないという理由で辞めるのは敗北宣言だ、それは弱虫のやることだと念じて意地を張り続けてきた結果が、同僚に迷惑かけ、お客さんにも迷惑かけ、そのことで上司を悩ませ、あげく自分も辛いだけでひとつの達成感も感じられず、毎週月曜日の朝には動悸がする、胃も痛い…ということになると、これまでの私の10年弱はまさに何の意味もなかったのかと、さすがにちょいとヘコみました。
 でも、こないだの金曜日にとあるお客さんから「あなた前まで、ここじゃない駅前の局にいたでしょ? 対応良かったから覚えてたのよ」みたいなことを言われ、それで逆に踏ん切りついたんですね。あー何にも残らなかったわけじゃないのか、少しはなんかの役に立ったのか、だったらもういつ辞めても惜しくない、と。

 仕事をしたくないわけではないので、じきに再就職はするつもりですが…果たして自分に向いてる職というのがこの世にあるのか(爆)
 もともと生活すること全般が向いてないという、極め付きの鈍くささを誇る私なので(いっそ高らかに笑)、なおのこと妥協したくないです。今度こそ。
 どのみち何やっても人様より2倍ぐらいがんばらなきゃいけないなら、がんばりたいと思える道を探そうと思いますわ、ホントに。

 こんなときに、もうちょっと若ければよかったなーと思ったりもするんですがね…今31じゃないですか。これから再就職するための勉強に1年ぐらい、その次の年に運良く採用決まったとして、33歳の新人。当然仕事に余裕なんぞあるワケないので、趣味の小説とバンドはちょぼちょぼ程度。子供がこの時点でまだいなかったら、子作りはさらに先延ばしになるだろうなあ、40間近になっちゃうかもなあ、エトセトラエトセトラ。
 この先の人生考えるのに、そろそろ、カウントダウン方式で考え出す年頃なんですよね。その間に果たしてどれだけのことができるのか、ほとんど何にもできずに終わっちゃうんじゃないか、それが怖い。
 最後の「1」が近づくたびに、図々しく、何度でも、「10」から数え直しちゃえばいいんですけどね。指差されたって、何言われたって、そんなの関係ねー!(By小島よしお)
 ……できるかな(汗)けっこう気ィ小さいんですよねえ、私。

 ──とまあ、こういう人生の岐路的な状況に立たされた時に美也子さんの唄は沁みまくりです、というオハナシなのでした。マル。