タナボタ休暇

 本日、奇跡的にさっさと業務を終え、皆でいそいそと帰り支度をしている時、うちの局長が突然のたまった。
「櫻井さん(仮名)、悪いけど明日休んで」
 私は一瞬呆気にとられ、でもすぐに頷くわけだ。
「はい、わかりました」
 ……危うく、どこかの回転寿司屋よろしく「はい、喜んで!」と言いそうになってしまったことは極秘事項なのです。
 
 そんなわけで、前触れもなく転がり込んできた有給休暇。ビバ、公務員!(スミマセン、民間の皆々様…(^_^;)よって今日は夜更かし決定。
 
 そもそも何でこんなことになったかというと、ひとえに私が有給を使わないのがいけないのだな。
 私たちの業種では、年度の初めに「計画年休」というのを職員一人一人が提出することになっている。上司や同僚とかち合いさえしなければ、基本的にそれが有給として通る。(このシステム、他の公務員も同じかどうかは知りませんよー)
 ところが、私はアホなことに、この「計画年休」を提出し忘れた!(>o<;  するとどうなるかというと、一日も休みがもらえなくなってしまう……ということはさすがにないが、休みをもらいたい時に、その都度申請ということになる。こうなると、いろ~~~んな意味でもって、実に申請しづらいのだ。  例え1ヶ月以上前にねだるにしたって、「あの~……申し訳ないんですけど、○○日にお休みいただけませんか?」と遠慮もひとしお。最初っから計画しなかったんだから、あくまで扱いは「突発的な申請」になるからねー。それに第一、わざわざそんな風にして休みねだるのに、その理由が「何となく週中に休みたくなった」とかじゃあ、いたたまれない。  かくして、櫻井の年休は一向に消化されず、それでも私っていう職員を所定の日数休ませなければならない局長としては、困ってしまい苦肉の策として今回の突発的休暇になったわけだ、ろう、と思う。  ──局長、申し訳ないデス(^_^;A    私の今年度もらった有給の使い道っていえば、思えばそれなりに派手だったなぁ。  まず、夏の北欧旅行。有給自体は6日間もらって、それに土日組み入れて、8連休でっち上げてリッチな避暑に行って参りました。北方見聞録まだです! 呆れずに待ってておくんなまし。  二度目は、もらった日数自体はたったの1日だったけど、もらった理由がふるっていた。何と、香田朔也さんに会いに北海道まで行って来たのだー! 6年ぶりに親戚の家に遊びに行くっていう名目はあったけど、私的メインイベントは間違いなく朔也さんとの生トーク! これに尽きるでしょ!(おじいちゃんたち、ゴメン(^_^;A)
 ……とは言え、もらった日数は7日。あとその他、年度の初めのほうにぽつんぽつんと休ませてもらったりしたけど、それでもまだ消化しきれてなかったりする。
 あー、こんなことなら、北欧旅行のあとにしらばっくれてもう一日ぐらい余計に「時差ボケ休暇」とかもらっとけばよかったなぁ(6泊8日の行程終了後、次の日から律儀に仕事に復帰した櫻井です)。北海道旅行も、もう一日ぐらい引き延ばしてもよかったかも知れない。後の祭り。
 
 さて、何はともあれ明日の有給である。
 滅多にできないサイト改造を計画していて、実は今もその実行中だったりするのだが、なにぶんひとつのことに集中して取り組めない櫻井、作業そっちのけにしてこの日記を書いているわけだ。だーってー、トップページのフレームを取っ払う作業なんて、退屈で退屈でたまんないんだもーん。
 明日中には完了するといいなぁ。
 っていうか、明日には是非とも書きっぱなしの『虹待ち』の続きをアップしたいもんである。そのためには集中して作業にかかれって? あいその通り(^o^;
 
 ──てなワケで、時間とのバトル開始!(汗)