道具を手に入れたサル

 毎度おなじみのご無沙汰です。あーあのクソ上司とあと2,3ヶ月もすればおさらばできるんだ!(^o^) と思い前向き気分をやけくそ気味にひねり出して日々生活している櫻井です。
 
 ま、中間管理職未満の器しか持ってないうちのボスの話はひとまずおいといて。
 この2週間ほどの間に、私のパソコン環境がものすごく変わりました。某イン○ルのCMでバレリーナにチョンマゲ生えちゃうぐらいの変化です。
 
 そうです――私、ついにMac機手離しました!
 
 別にMacに何か文句があったとかいうのではないんですが、単純にもう古いんですよ。7年前ぐらいの機種かな。立ち上げるたびに、なにか機体の奥のほうで「グゴゴゴゴゴ…」という不吉な感じの音がしてまして。危険だなとは思ったので、ここんとこずっと、事実上のメインHDを外付けにしてたんです。そこに大事なデータ全部入れて(もちろん小説もサイトのHTMLも)、更新するときはそこからファイル立ち上げて、保存もそのハードに。そのうち金ができたら新しいパソ買おうっと、ぐらいに思ってました。
 ところが、何回か前の寝言に書いたとおり、私もうすぐ仕事やめて大学生になりますんで、おニューのパソなんか買える身分じゃないんですよ(T_T) 学費、当然自腹だし。ってことはボーナスも退職金も学費に消えること間違いないし。
 そんな折に、ダンナ・タダッチ男爵のノートPCを弟くんに譲る話が持ち上がりまして、「う〜ん、こうなったらもうしょうがないから新しいノート買うしかないよな。だってしょうがないもんな!」とか言いながら男爵はやけに嬉しそうに最新の薄くて軽いノートを買ったんです。
 もともと、我が家には私のMac、男爵の職場用ノートとデスクトップ機と3つパソコンがありました。ニンゲン2人しかいないのにパソコン3台。しかもそのうち2台がデスクトップ。部屋狭いです、当然。
 でも、今回、すべての問題をクリアすることができたのです!
 男爵が新しいノートを買い、それを公私に使う→動作の怪しい私のMacを手離す→男爵のデスクトップに乗り換える→余った男爵の旧ノートを弟くんに譲る。
 私は1円もかからずに(比較的)新しいパソを入手でき、しかもインターネット大学の受講でシステム上の必須条件になっていた“Win+IE”環境が手に入ったのです!
 
 たいしたポリシーがあったわけじゃないとはいえ、長年マカーやってきてた身として、窓の人になるのはちょっと勇気が要りましたけど(笑)ま、そのうち慣れるでしょう。
 
 せっかくWin機が手に入ったのだから、と、私は職があるうちに一念発起してとあるソフトを買いました。
 今まで私が使ってたMac OS 10.3用のものがどうしても見つからなかった、でもWin XP用のものは存在を確認できていた、「Singer Song Writer Lite 5.0」がそれです。
 いちおう、私、曲つくるんですよ。メロだけですけど。以前カミングアウトしたとおり“楽器弾けない・楽譜の読み書き不自由・コードわからない”という三重苦に悩んでいたのですが(いやそんなに悩んでないけど)、そんな私でも、ソフトの力を借りれば、あの歌メロだけの曲にアレンジをつけることができそうじゃないですか!
 歌メロしか作れないとはいえ、ところどころ和音らしきものが頭の中では設定されていて、それらをできる限り入力していってやれば、曲にコードがついて、曲のテンポやジャンルを指定するとコードにもとずいてほぼ自動でアレンジしてくれるすぐれものです。
 アレンジはコード感とメロを聞かせるためだけだから、さくっと作り終わっちゃおう……と思ってたはずが、気がつけばソフト内臓のアレンジデータを片っ端から試聴しまくって、部分的にミキシングまでして、あ〜私自分で思ってたよりかーなり音フェチなのねーなどと新たな感慨を抱きつつ、1週間ぐらいかけてようやくひとつ完成させました。
 それがこれ↓
 
 『ふたり』(改題・『満天』)
 ※歌詞はこちらに載ってます
 
 ……でも、聴いてもらっといてなんですけど、やっぱり「あー、そうだよね、ふーん」ぐらいの仕上がり具合だと思うので、誰かもっとカッチョよくアレンジしてください~。
 (と、特にM井くん方面へ向けて電波発信/笑)
 
 世の中の、編曲者って呼ばれる人たちって、ホント、偉大だわ…

コメント

  1. 時間蠅 より:

    レコーディングできる施設に勤めているM井くん方面の人です。電波受信して来てしまいました。

    イントロ部、2小節目と3小節目のコードが同じなのが、自動アレンジされてしまって気持ち悪くなってます。メロディが良いので、コードワークとアレンジ次第で良い曲になりそうですぞー。ちと忙しすぎて(しかも楽器はほとんど手放してしまったので)なかなか「あっしがアレンジしますよ!」とは言えない状況なのですが・・・

  2. 櫻井@管理人 より:

    電波受け取ってくれてありがとう〜(笑)

    コードはねー、がんばって自分でつけたんですよ。メロだけ入れてコード判定させたら、ありえない結果になってしまったので、頭の中で鳴ってる和音やフレーズ片っ端から入力して、コード判定させて、それでもちょっとヘンな感じだったので、ちょびちょび微調整して、あのコード進行に相成りました。
    だから、2,3小節目が一緒のコードで気持ち悪いのは、私のセンスの問題かと思われます(;^_^A
    あ、でも、そういえば、イントロは自動伴奏のままいじらなかったな…
    (ほかはけっこう、ギター目立つようにミキサー動かしたり、ドラムのいんちきフィル・イン入れたり、あのアレンジのキーボードをこっちのアレンジに貼り付けたり…と、私の技量の及ぶ範囲でがんばりました)
    こうなると、やっぱり楽器の心得がないのが痛いなあ。だってギター特有のフレーズも、そのための譜面も、なんにもわかんな〜い!(ToT)
    時間蠅くんのアレンジしたあの『Sailing』はホントにすごかったんだなあと、今更ながらに痛感してます。

    仕事忙しそうなのは時々ブログ覗いてわかってますんで、アレンジしてして(はぁと)云々は、もちろん気にしなくていいですよ〜。

  3. MAO より:

    ご無沙汰してます、MAOです。

    Singer Song Writerって、自動アレンジなんてあるですね……。道理で人気がある訳だ、納得。
    聴かせていただきましたけど、自動演奏がメインとは思えないくらいしっかりしてますね。

    僕は、もっぱらMacでLogic使いなんで、自分でチマチマとやっております。結局、ギターに関しては自分で弾いちゃった方が早くなっちゃいますけど。

    でも、やっぱり曲を形にしてくのは楽しいですよね。
    バンド組むのやめて独り全部形にするようになったんで、今はその楽しみを満喫してます。
    また、曲が聴けるの楽しみにしてます。でわでわ。
    (歌は入れないんですか?)

    追記:実は、独りバンド初めました。
    まだまだ音源の方はしょぼいんですが、よろしければお耳汚しにでも。

  4. 櫻井@管理人 より:

    MAOさん、久しぶりです。聞いてくれてありがとうです。
    そういえば、来年3月でSyrup、解散ですってね! さびしいなあ。

    自動伴奏がなければ、私が自作曲を人様に聞かせる手段などついぞ持ち得なかったでしょう…科学文明万歳ですよ(笑)
    ただ、消費者というのはつくづく欲深いわけでして、ほしい機能が書き出そうと思えばもっとあるんですわ…
    ざっと挙げてみますと↓

    ・コード指定+リズムパターンを音符&休符で入力→ギターストローク自由作成
    (いや、自分で書いてみたんですけどね、なんだか全然、ストロークらしい音になってくれないんですよ)
    ・イントロ、間奏等におけるメインメロディ入力→それをある程度反映したアレンジ作成
    ・曲全体のアップダウンをグラフで描画→音の厚み、音色の多い少ないを調整してアレンジ
    ・登場楽器を指定した上でジャンルが指定できる機能
    ・etc…

    ほーら、欲深いでしょ?(^_^;
    そこまでこだわりたいならてめえで勉強しろって話ですね(汗)
    ……ところで、MAOさんは人の曲をアレンジとかしたことあったりします?(ん?下心?)

    MAOさんの独りバンドの進展については、ブログでちょくちょくチェックさせてもらってます、実は(-_☆)
    どこかにアップでもしてらっしゃるんですか? もしそうなら喜んで聴きますよ〜。
    私のほうも、この曲歌う気は満々ですが、どうせならもっとカッチョいい音にあわせて歌いたいなあなどとイッチョマエなこと考えてます。
    最近始動した女子バンドに持ってってみようかな…

    それではまた。

  5. MAO より:

    実は、前回のコメントのリンクに仕込んでたりするんですよね、独りバンドのURL。

    http://instantlife.quu.cc

    です。どぞ。

    水都さんの欲しい機能って、近い機能だったら実現されてそうな感じなんですけどね。
    ギター音源の良いヤツだとそのくらいの事は出来そうな気はしないでもないです。まあ、いかんせん先立つものは必要ですが……。
    先立つものがない場合、僕のように自前でやるしかない訳ですww

    >……ところで、MAOさんは人の曲をアレンジとかしたことあったりします?(ん?下心?)

    今まで人の曲を触った事はないんですよね。
    でも、今は独りバンドの方が空いてるんである程度の時間と必要なパートの音とキーとコード進行さえいただければやりますけど。ま、その時にはギター入れさせていただきますけど♪
    人の曲を触ると自分にとっても勉強になるんで、機会があれば是非、と思ってたんです。

    syrup解散に関してはちょっと予想してたんで驚きはなかったんですけどね、delaydeadが良いテンションだっただけにやっぱり残念ですね。

  6. 櫻井@管理人 より:

    おおっと、ちょうど入れ違いのタイミングでした(笑)
    いまさっき、MAOさんのカキコに仕込まれてたリンクを発見して、聴いてきました♪
    すご〜い。いい雰囲気じゃないですか!
    詳しい感想はさっそくメールで送りましたので後でごゆっくりどうぞ(つっても、私のことなのであまり音楽的にMAOさんの参考になる内容じゃないですけど;)

    > 人の曲を触ると自分にとっても勉強になるんで、機会があれば是非、と思ってたんです。

    言いましたね? 言いましたね??(笑)
    ホントにお願いしちゃってもいいですか?
    ちなみに、MAOさんのギターがバリバリ入るのはむしろ望むところです。私の中では、あの曲、普通ならコッテコテのミディアムバラードになりそうなところをあえてロックサウンドにまとめたいと思ってたので。間奏にギターソロなんかがバッチリ入っちゃう感じでお願いしたいです。
    ちなみにコードのついたメロディ譜もありますので、すぐにお渡しできますよ〜。
    キーはCmだった気がします。ええと、シャープが1つだけつくキーだったような気が。
    お言葉に甘えちゃってもいいということでしたら、データ等送らせていただきます♪

  7. MAO より:

    よし、じゃあやりますか。
    ぶっちゃけ、次のアルバムの準備も手が止まってて(人的および機材的な問題)、手があいてるんです。
    じゃあ、いただいた感想メールに返信しますんで、そのメルアド宛にデータと曲のイメージ(抽象的でも具体的でも良いです)、コードのついたメロディ譜も欲しいです。
    後、どのくらい僕の色を出しましょうか?