【振りサイト再録】う…っわぁ~……(第17回感想)

職場の昼休み、制服と名札をコートで必死に隠して(も、すでに面割れてるかもしれんけどw)近くの本屋へおもむき、いそいそとアフタをゲット。
読みました、読みました!
……昼メシを口に放り込んでる時間が惜しかったよ!!(いやマジで)

なんかもーねーまだ頭が青春竜巻状態(なんだそれ)で、感想というほどの感想がまとまってません。
なので、ぽろぽろと雨だれ式に、思いついた点から。

このマンガのアオリは、相変わらずすばらしいよね。
「背中の『1』は実力だ」ですって! そうだよ、実力だよ~。桐青もスタンドも目の穴かっぽじってよーく見とけ! なんてアンタが力んでどうするの櫻井サン。

スタンドの人の多さに、中学時代を思い出して縮こまる三橋。そうだよね、自分が1番背負ったせいで負け続けたっていうのは、そうそう簡単にぬぐい去れる傷じゃないよね。
「みんな“誰か”を応援にきたんだ」っていうのが胸に迫るなぁ。みはしー、大丈夫だから! チームがたとえどんなふうに負けても、それを誰か1人の肩に背負わせるような人はここにはいないよ!

ハマちゃん、ナイス仕切り(笑)200人もの群衆をちゃんと誘導してます。「一緒に入んないとタダになんないからねー」ってのがなんかリアル。
母親もタダなの?券買うの?って盛り上がってるニシウラーゼのママたちもナイス(笑)

観客誘導にいそしんでるハマちゃん、廉ママに気づいておっきな声で「み、ミハシのおばちゃん!!」ですってよ!
いっ、いいなぁ、その「ミハシのおばちゃん」っていう呼び方…なんかいかにも、ちっちゃいころからの知り合いっぽくて。

観客の多さにどぎまぎしてる三橋に、そんなこんなで再会を果たした廉ママ&ハマちゃんから救いの手が。
背中に縫いつけた“1”がちょっと曲がってることを気にしてる廉ママ。「なんならオレつけますよ?」と言うハマちゃんに「ええ、ぬいものできるの!?」って…おかーさん、反応が可愛い(笑)
廉ママ、ひょっとして、家事全般あんまり得意じゃないとか?(笑)そういえば料理も「苦手」らしいし。良家のお嬢様だから?(註:櫻井設定では、三橋一族なのはママのほうです)

それでも「わたしがつけるんだ」と、面映ゆくも嬉しそうなママ。練習用ユニフォームの手書きの“1”は、栄口君の心配どおりイジメかと心配したようですが(;^_^A やっぱり、ママさん、息子が中学時代にどんな目に遭ってきたか、だいたいのところは知ってるのかな?
「まー嬉しいもんよ」「この気持ちは親の特権だね!」との言葉に、こっちも顔がほころんでしまったよ~。
三橋も無事浮上したし、よかったよかった。

ちなみに、今回出演のママさんズは、三橋さん、花井さん、泉さん、水谷さん、巣山さん、田島さん、沖さんでした。
文貴ママ、わっかい……! おねーさんでも通用するって、あれ。どこの美少女だぁ。水谷はおかん似だね、きっと。
田島家が子供が多いことも話題でしたね。誇らしげに「5人」というタジママ、なんか可愛い。ちなみにこのおかーさん、紫外線対策バッチリです(笑)

さてさて、もういろんなサイトさんの感想で既出でしょうが、和さん&準さんのフルネーム!

河合和己(カワイ・カズキ)
高瀬準太(タカセ・ジュンタ)

和さんの苗字が河合ってのも絶妙だけど、たっ高瀬……!
高瀬準太って、ちょっと反則じゃないです?(何がだよ/笑)
固有名詞オタクのケがある櫻井ですが、ひぐちさんのつける名前は毎回すばらしくキャラにハマるので大好きです。
小説なんかだと、最初からフルネームで紹介されることが多いから、合うも合わないもなく「あーそういう名前なのね」で済むけれど、このマンガってホントに、キャラが周りの人に呼ばれてるようにしか、名前が出てこないじゃないですか。
和さん準さんでイメージひととおり定着したあとで、苗字をあらためて登場させると、「え~なんかイメージ違う…」ってなってもおかしくないところだけど、いつもイメージぴったりなんですよね。

モモカンや泉や花井が、桐青バッテリーのこと「河合(君)」「高瀬(君)」って呼んでるのが、あたりまえっちゃーあたりまえなんだけど妙に新鮮。

「高瀬がカウントかせぎたい時に投げるのはスライダー」と読んで、みごと(たぶん)二遊間抜けるヒット飛ばす泉。彼はもうデータマン定着ですか。すばらしい。
和さん的にも「1番は要注意」扱いになった模様です。なんか嬉しいなぁ。
続く栄口、巣山は堅実なバントで泉を3塁まで送り、仕事人ぷりを見せてます。次の田島にかけようという作戦なんですって。魅せる…!

ところで、抽選会場では「夏大には道なんかないぞ」とチームメイトを諫め、先月号では「一応いっとく」と断ったうえで、準さんに「ここ一年はバッテリーで世話になった」などと弱気っぽい発言を残している和さんですが。
どうなんでしょう、ホントのトコ、やっぱりちょっとは侮ってるのかな?
でも、「負ける気しねーだろ?」と訊いてくるチームメイトに、微妙な表情で「まぁなぁ…」と返すのがちょっと気になったり。
それに、「オレの緊張が準太にうつっちまってるよ」というのも意味深…

和さん、気を引き締めすぎて逆に神経質になっちゃってるのかな?
確かに見れば見るほど「万が一にも負ける気しない」ような気がしてくるし、だからこそ、万が一にも負けることがないようにしなければならない。けれど夏大には道なんかないし、現に自分が高一の夏には、先輩方がやっぱり一回戦で負けている…。
今のオレの状況は、あの時のキャプテンと同じだ、とか思ってるんでしょうかね?
1回戦で負けた年のキャプテン、ひょっとして、えっらい勢いで罵られたりしたのかなぁ。千朶とかARCにあたって負けるならともかく、2回戦目で消えるようなレベルの高校相手に負けたわけだから。
その年のキャプテン、心労で鬱になったり、自殺未遂したり、周りみんなが自分を責めているような気がして引きこもりになったりなんていうドロドロ展開があったのかも?(いや、櫻井の妄想ですけど;)
そういうの、仮に近くで見てたとしたら、ツライものがあるよねぇ。

準さんにもそれがうつってるとなると…。
彼は彼で、「自分で負けるわけには行かない」とか思うんだろうし、2年生で10番の事実上エースっていう微妙なポジションだからこそ、3年生ピッチャーに顔向けできるようなパーフェクトな投球をしなければ、と力んでしまってるとか?

最初、和さんは実は、誰にも打ち明けてないけど肩に爆弾抱えてる、っていう鬱材料を予想したんだけど、モモカンの「その本気、吉と出るか凶と出るか」っていうのを考えると、↑のほうが近そうなカンジ。
「勝てるように頑張ろう」っていうのと「頑張って勝たなきゃいけない!」っていうのは、似てるようで大違いだから。勝ちが義務になっちゃうのはプレッシャーだよね。それに比べて、西浦の横断幕はなんたって「挑め!」だし。
チャンピオン防衛するのが難しいのと、似てるのかも。

エース高瀬君が「あがってる」と見抜いた巣山、ナイスバント。小技もちゃんと上手でした。泉は3塁へ。
巣山ママ「声かけるとおこるもん」って…尚治、おまえもか(笑)

さてさておまちかね、田島の登場ですよ、奥さん!
なんだー、田島、女の子から声援浴びちゃってるよ。オナニー話デッカイ声でかましてても、ちゃんと人気あるのね(笑)
「高瀬君のフォークは変化が小さい」っていうのは、準さんはあまりフォークが得意なワケじゃないってことなんでしょうかね?
投球フォームから、フォークと見て見送った球が、ストライクゾーンに入ってワンナウト。田島は左打者なので、左打者用の決め球、シンカーで勝負を挑まれます。
結果、残念ながら打てず…。
「右打者用のフォークのほうがつかまえられそうだよ。たのむぜ、5番!」と、田島→花井へエール。すごいな、この子は。打てなくてもカッコイイよ、田島ーっ!

さてさて、来月はいよいよ三橋が投げるわけですが。
……うっわーなんかすごいドキドキする…
なんだか、早く見たいような、でもいざ投げ始めたら、リリース直後から審判のコールまでの肝心の場面でバッチリ目閉じちゃってそうな、そんな気分。
急速上がってるのかな。あの謎のレンレンボールは桐青バッターにはどううつるのかなぁ。コントロール超絶すぎて、また「いいカンジに荒れてる」って思われるのかな? たぶん、最初のうちは油断してくれるはずだよね。誰が最初に、三橋の9分割とか特殊ボールに気づくんだろう。やっぱ和さん?
自分の息子か弟かの試合みたいに、今からかなり緊張してます。ナゼか私が(大笑)
1ヶ月待つのしんどいよ~!

長ったらしい感想でした!