【振りサイト再録】イネーシラネー

05年2月号の花井はなーんか等身大でよかったなぁ。っていうか、この親子の距離感がナイスだわ。
そうだよね、16歳の息子とその母親って、こんな感じかもね。
梓ママ、堂に入ってるっていうか何ていうか。いい感じに図太いおかーさんだ(笑)

なんかねー。この二人のおかーさんズがまた、物語ってるモノ多いですよね。
梓ママって、当然梓が生まれてから今に至るまでずっと、彼のおかんとして一緒に暮らして、側にいてやることができてたわけじゃないですか。
“球児の母”歴だって長いし、たぶん息子の出てるいろんな試合見てきてるし、勝とうが負けようがうちの子はなんたって最高にカッコイイって胸張って言いきれると思うんですよ。そういう強さ。

でも、廉ママの場合、やっぱそうはいかないんですよね…。そこがなんか切ない。
3年間離れてたってのは、デカいと思うんですよ、だいぶ。それもよりによって、息子の一番ツライ時にだから…(きっと、ものすごく詳しくは知らないにしても、息子の置かれた境遇の概略ぐらいは知ってたと思うんですよ)
母として、自信が揺らいでる部分があるんじゃないのかなぁ。
球児の母としても初心者なわけだし。自分の息子の一番カッコイイ姿を見たことないんですよ。切ないよ、切ない。

三橋はたぶん何があっても自分のおかーさんに「イネーシラネー」言わないと思うけど、この手の反抗的なモノイイを「あらどーもう」って余裕で受け流せる強さは、今んとこ廉ママにはないのかもね。

溜め息ついちゃうのかなぁ、彼女…? が、がんばれー! 私、おお振りの世界の中にもし入れたら、いっちゃん最初に廉ママを励ましてあげたいかもしれない。や、ほんと、カッコイイですから、あなたの息子さん!世界で一番マウンド似合いますから!って。

……私情入りすぎです、櫻井サンヽ(´ー`)ノ