一次創作バトン

 以前、茅さん【茅葺き屋根の家】からいただいた『一次創作バトン』をようやく回答。
 どれぐらい“以前”かって、そりゃーもう、“だいぶ以前”……ねぇ、茅さん、回してくださったのっていつごろでしたっけ?(大汗)<あまりに昔すぎて、記憶もトオイし茅さんちのログもたどりきれないし…

 およそどんなバトンも、櫻井の手にかかればここまで長くなるという見本のような回答と相成りました。鼻ほじっちゃうぐらい(笑)ヒマだ〜ってときにでも、テキトーにご覧くださいませ(;^_^A



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1. 今までに作ったお話の数

 数えるのが怖いです……なぜって、両手で収まってしまいそうな気配濃厚なので!(爆)
 仮にも中学生のときからずっと続けてきた、年季の入った趣味だというのに、この作品数の少なさは何事なんでしょう(T_T)
 中学3年時に、受験勉強ほったらかしで仕上げた処女作・『ダイナ戦記』(大笑)。
 大学時代に所属してた文芸部の部誌に載せるためにムリムリひねり出した、ストーリーになってないような気がする短編が、たしか3、4本。
 大学の外で顔を出してた創作サークルに連載してた『風よりも疾くかろやかに』は、ちょっと長め(原稿用紙100枚越えしてると思う)ですが一応完結させました。あれを“完結”と言って許されるなら、ですけど(汗)いやホントになんつーか、ジャンプで人気出なかった作品の打ち切り最終回みたいな終わり方だったんですわ…

 ちなみに、完結してなくてもいいんなら、もうちょっと増えます。
 つーか、まともに完結した一次創作って、『EXODUS』ぐらいじゃねー俺? それ以外のはほとんど全部未完ですねぇ。『虹待ちの空』しかり、『鋼の祈り』しかり、『Noisy Life』シリーズしかり、共同運営サイトのほうの作品しかり。
 しかもこれらの中で、一応完結の糸口がつかめてるのは『虹待ち』のみ。あとのは全部、冒頭書いたっきりほったらかしですよ……すいませんすいません。終わらせる気はあるんです、気だけは(爆)

 そんなわけで、この質問の回答。
 一番多くカウントして、12本。設定だけあって冒頭すらアップしていないのが、これに3本加わります。
 ……しょっぱなから痛い質問でした……(がくり)

(あれ? 『Noisy〜』シリーズに付随する読み切り短編は、それぞれ1本ずつって数えていいのかな? いちおう、舞台が共通するシリーズ物は、シリーズ全体で1本と数えておきましたけど)

2. 今現在進行形でつくっているストーリーの内容

 ストーリーって言うよりもっと大まかな、主人公をとりまく状況の流れを目下調査中。ええ、“調査中”なんです(笑)
 私の場合、描きたいキャラが先にあることが多くてですね。そいつの外見と、表向きの性格と、コンプレックスを観察しつつ、なぜそういう人間になっていったのかを聞き取り調査する。素直に打ち明けてくれないキャラも当然いるので、いろいろ推理しながらつついていくわけです。
 物語ですから、やっぱり主人公は、最後には何らかのかたちで自分のコンプレックスに決着をつけて前進を果たしてほしいので、前進できるまで物語は続いちゃいます(だから長くなる/笑)
 彼(もしくは彼女)が前進するためには、どういう人との出会いや、どういう事件を乗り越えることが必要かを考えてくうちに、だんだんと物語の方向性は決まっていきます。彼がこの性格であるがゆえに巻き起こってしまう出来事、というのも当然あるので、その辺りも考慮しつつ。
 完全に、キャラありきの創作方法ですね(;^_^A

 ──以上ふまえて。
 今“調査”しているキャラは、久住映光《えいこう》という1人の少年。(ラストでは青年になります)
 歌うの大好きなんだけど、自分に自信のない、すこ〜し生まれ育ちに影のある彼が、バンドでプロになることを目指し、仲間を心強く思ったり、仲間に対して劣等感を抱いたりしながら成長し、やがてデビューを果たし、ライバルと競いランキングの結果に一喜一憂し、大好きなはずの歌を疎ましく思うことがしだいに増え、挫折し、また立ち上がる……という、あんまり明るくない長ったらしい(爆)バンドストーリーをこねくっております。
 寝言お読みくださってる方はよくタイトルを目になさってるでしょう、『Noisy Life』というタイトルです。映光が15歳〜だいたい22,3歳ぐらいまでの物語になると思います。

 ときどきアップしてる、現代ものの読み切りショートは、このシリーズの番外編にあたります。あ〜早く本編書きたい。書き出せないのは、映光の2、3年前のエピソードがまだ調査完了していないから…(T_T)

3. 一番影響受けてるなぁ、と思う創作物(漫画、小説、映画、音楽、その他等)

 小説よりもマンガよりもゲームよりも、断然、音楽に影響受けます。曲もそうですが、おもに歌詞に。
 かなりイタイタしいのは百も承知ですが、ある程度のボリュームの物語が組み上がってきたら、実際に書き始める前になぜかテーマソング集の編集に取りかかってしまうという(笑)
 もちろん、オリジナル曲なんか作れません(笑)既存の曲の中で、このシーンに合うサウンド、このエピソードに合うメロディ、このキャラの人生にぴったりな歌詞……などなどといろいろ探していき、たとえば上の『Noisy Life』なんかの場合、気がつけば30曲を越えるムダに長大なサントラができ上がっちゃいました(;^_^A
 しかも、サントラを作るためにわざわざCDをレンタルしてきたり、あげくには買っちまったりするあたり、本当に心底アホだと我ながら思います。そんなことしてる間に、ヘタすりゃ2.3話アップできるんじゃないかと。いまだに続き待ってくださってるかもしれない皆様、ホントーに申し訳ありません…m(_ _)m

 あ、でも、だからって、小説やマンガやゲームなんかにまったく影響受けないわけでは、もちろんないですよ〜。
 自覚してるのもしてないのも含めて、今までに見たり読んだりしてきたいろいろな作品の影響を受けてるにちがいないです。
 音楽なら、もうこれは絶対に外せない心のアーティスト・篠原美也子。
 マンガだと、『辺境警備』『ぼく地球』『EXIT』『彼氏彼女の事情』『おお振り』などなど。
 小説では『ネバーランド』みたいな青春群像ものの影響大ですね。それとだいたい同じ意味で、映画の『ウォーターボーイズ』。あ〜好きだぁ、ああいう甘酸っぱい物語。一時期は、文体からテーマから田中芳樹氏の影響バリバリだったこともありましたっけ…

 総じて、人の心に灯をともすような作品に憧れます。憧れ余って、リスペクトと称して物語要素を一部失敬したりもしちゃいます(オイ)
 私、もうこの21世紀において何か創作する場合、ほかの何にも似ていない、まったくゼロからのオリジナルを作り出すことって、ほとんど不可能に近いと思ってますんで。(言い訳? ほっとけー)

 だけど、すみませんこれだけは誓って言います。
 ──久住映光のキャラ設定は、『おお振り』を知る前から、もうずっと長いこと私の頭の中にあったんです! ホントです〜…(T_T)

4. 個人的にお気に入りな創作キャラ5名

 これねー…もうかれこれ15年以上の脳内付き合いとなるキャラが何人かいまして、本当はそいつらも挙げておきたいんですが、さすがにサイトに短編ひとつ載せてない作品のキャラを熱く語ってもイミがなさそうなので、ひとまずこの5人にしぼります。
 う〜む、しかし、5人か……5人てのは少ないよね…
 つーか私はそもそも『虹待ちの空』以外ろくなボリュームの作品アップしてないので、虹待ち以外のキャラはみんなきっとなじみが薄いっていうか、「へー、そーなんだ、ふーん」ってなぐらいの感慨でしょうね(汗)すいません皆様。

◆フレティ(登場作品:虹待ちの空

 正式名、フレイザーン・セティオ・ディス=ブラカナム。長いっつーの。
 おそらく、私の華奢萌え趣味が如実にあらわれたキャラでしょう(笑)外見、心理、仕草の各描写が他のキャラとは比べ物にならないぐらい濃厚だと我ながら思います。最近読み返してみて、「ひょ、ひょっとしてコレはかなりウザイんじゃないだろーか、つーかフツーにウザイから!」と思い始めてますが、もうどこから直せばいいものか見当もつかないよママン…(遠い目)

 この作品の主人公はとりあえずリューズということになってますが、ある意味この男も“第二の主人公”と言えるのかもしれないですね。
 この作品で私はなんとなく、「自分が無力だという思いに苛まれたときに、どういう反応をし、行動をとるか」という課題を主要キャラに吹っかけてるつもりでして、リューズとフレティに対して特にそれが顕著だなーと思うわけなのです(他人事のように)
 リューズが「自分は周囲から特になにも期待されてない」と思っているのに対し、フレティは明確に「自分は周囲から、こうあってほしいという強い期待をかけられている」と思っている。で、リューズは、「期待されてないのは、自分が箸にも棒にも引っかからないようなヤツだからだ」と思い、フレティは「期待されているとおりの人間にはなれない。その期待に添うように努力すること自体に、気が乗らない。それこそが心苦しい」と感じていると。
 リューズの場合、そこから、「自分がダメなヤツだってことはもう充分わかってる。これ以上限界を突きつけられたくないから、何かを目指すのはやめよう。求めず、望まず、のほほんと過ごせば平穏だ」という発想に至る。対してフレティはと言うと、「期待はずれな、無力なままでいることは許されない。でも、ならば自分はどうありたいんだ? 裸一貫の自分などを、望んでくれる者はあるのか?」という感じで、延々ぐるぐるしているわけです。

 無力だ、情けない、ふがいない、と感じた自分自身を、それでもその思いの分だけ全力で愛しちゃってるのが、フレティという男なんですね……たぶん。
 ある意味ナルシスト、自意識過剰もいいところ、そして超ド級の意地っ張り。こういう少年キャラは、私の大好物なんですよ〜、というオハナシなのでした。

◆ジェイル(登場作品:虹待ちの空

 実はこの人にも、ちょっとだけ長い正式名があります。ミハル・レサ=ジェイルといいます。牢屋の看守だから名前がミハル、苗字がジェイル。我ながらテキトーなネーミングですが(;^_^A 気がつけば虹待ちトップクラスの“お気に入りキャラ”に昇格していました。
 最初は、本当にただ単に“牢獄の塔”の看守がほしいな〜というだけで生み出されたキャラでした。したがって、当然、ベント二世との血縁関係なんてものもまったく設定にない状態でしたねぇ……。どんだけ行き当たりばったりで書いてるのか、如実に現れてます。ハイ、スンマセン;
 リューズがクラウスに会いに塔へ行って、そこからクラウスと手に手を取り合って脱出する──というイベントは、ちょっと前から頭にあったので、この脱出劇を助けてくれるような人が必要だということになり(リューズはもちろん“脱獄”なんてドシロートですからね)。んで、いろいろ考えてくうちに、ああいう感じの設定がつき、ああいう状況下に置かれた、ああいう性格の人になってったというわけなのでした。
 この人の過去話となる番外編で、番外編競作の第二弾『禁じられた言葉』に応募しようとしてたというのは今は昔の話……(;^_^A そのうち筆が乗ったらアップするかもしれません。そのうちね(笑)

 オトコキャラの好みのひとつがフレティだとするなら、オンナキャラの好みのひとつは、間違いなくこのジェイルです。
 がらっぱちな物言いとやぶにらみ気味の目つき、照れるとそれがよりいっそうグレードアップするため、ぱっと見には機嫌がいいんだか悪いんだかよくわからない。口は悪いけど存外にまっとうな常識感覚を持っている、っていうか、いい人だと思われるのを心の底から苦手としている。そんなわかりにくく良識派な人が私は好きだな〜と思うんですが、どうでしょう?
 んなもんで、この人とベント二世とのやりとりは、書いててたいへん楽しかったです。あ、そういや、ベント二世も私の好みのオトコキャラですね。見事に凹凸補い合ってますなあ。
(……今思った。このキャラがもし男だったら、『辺境警備』のカイルみたいな人だったんじゃないかなぁ。この手のキャラは、男女問わずに好きなんだな、きっと)

◆久住映光(登場作品:Noisy Lifeシリーズ

 こいつも櫻井の好みのオトコキャラの一典型。っていうか、タイプ的にはフレティと同じあたりに分類されるんでしょうね。隠れナルシストで自意識過剰な意地っ張り男。おまけに、映光はフレティと比べてもかなりゴーイングマイウェイです。これらすべて、無自覚なのが恐ろしい子……!

 自分に自信がなく、でも歌うことは大好きで、人の評価をいちいち気にするデリケートな神経を持ち合わせてるわりには、基本的に人の気持ちを汲み取るのが苦手。果てしなくマイナス思考、それでいてひたすらに前向き。弱気なのに負けん気は旺盛。こんなアンビバレントな魅力たっぷりの(笑)少年が、音楽的にも人間的にも“広く”なっていく過程そのものが私は好きなのかもしれないですね、ひょっとして。
 たぶん、こいつとフレティの一番違うとこは、自分の心の居場所が定まってないってとこかなと思います。いまいち、自分がここにいることを周囲から許されているのかどうなのか、確信が持てない。ひとりぼっちが好きなわけでは決してないんだけど、どんな集団にいても、いつも隅っこのほうに遠慮がちに縮こまってるようなタイプですね。私の萌えポイントのひとつに、“生い立ち萌え”というのがあるんですが、映光の場合それが如実です。
 生い立ちは人の性格を決める重要なファクターだよなぁと思うんですが、でも同時に、それはあくまで“過去”でしかない。生い立ちは選べないけど、人生は選べます。生育環境のキビしいキャラが陥りがちな罠、それは、不幸グセがついてしまうということ。物語の後半戦、たっかぁ〜いハードルを用意してるので(鬼)全力で乗り越えていってくれ、少年。

 一応私的には、ごくまっとうな“成長していく主人公タイプ”を造形したつもりなんですが……はてさて、どう映るんだろう。こんなこと言っちゃうのハズカシーことこの上ないですが、私は愛してます(大笑)臆病なとこも不器用なとこも、時々見せるカッコよさも、全部ひっくるめて理想のヒーローです。笑え笑え!

◆中屋水明(登場作品:Noisy Lifeシリーズ

 薮から棒ではありますが、私は『ハイスクール・オーラバスター』(作/若木未生)だったらダンゼン水沢諒が好きです。あのガチガチにこね上げられたペルソナ。まだ血を流したままの赤くやわらかい傷口を、お調子者のへらへら仮面で鎧っている。こう見せたいと願っている自分像が崩れたときの彼は、本当に痛々しい。繕おうとすればするほど上滑りする軽口の数々。もう、たまらなくしょーもなくてどつき回したくなります。
(お前ホントに諒好きなのかよとツッコまれそうな散々な言い草だな…)

 ──と長々書きましたのは、要するにこの中屋水明という男が、モロにこの系統の男子だからなのであります(笑)
 ハイ、これもまた櫻井の好きなオトコキャラの一典型。私は、見栄っ張りの外弁慶男が大好物です。良くも悪くも、他人に見られてナンボの人ですね。オンとオフの差が異様に激しいというか。人前に出るときは、「陽気でオチャメなみんなのみーくん」モードに完全に切り替えます。(註:“みーくん”というのは、彼が自称している愛称です。が、ほとんど呼んでもらえない/笑)
 あの、コメディアンとかでいませんかね? 人前ではヘンなことしてみんなを笑わせているけれど、ひとりの時や本当に近しい身内の人と一緒にいる時なんかは、何の面白みもないマジメ一本槍だとか、とんでもない神経質だとか、そんなカンジの人。(あ、ちなみに、水明の尊敬する人は、いかりや長介さんです)
 こいつの、そういう“面白みのない”一面を目の当たりにすることができるのは、さーていったい誰でしょう? こんなやつ、実際付き合ったらたいそうくたびれるだろうなと思うんですが(爆)もし手なずけたら彼女冥利というヤツかもしれないですねえ。私には向いてなさそうだけど(オイ)
 あ、あと、キャラかぶるのをやたら嫌うのもコメディアンぽいな! 彼は、映光と一緒にやっているバンドのベーシストですが、中高時代はギター弾きだったっていう設定があります。それをなぜ変えたかっていうと、ひとえに、「ギタリストはかぶりすぎてるから」だという……(;^_^A

 でも、なんだかんだ彼が不器用なのは、わりとちょくちょくメッキがはがれてしまうってとこなんですね。クソ熱くて生真面目で嫉妬深くて神経質で融通の利かないデイドリーム・ビリーバーな本性を、カッチョワリィと思いながらも、どうにも完全に隠しきれないでいる。思うに、私はこの手の男子のソトヅラがはがれる瞬間に萌えるんでしょうね。

◆スズカゼ(登場作品:樹海に閃く一片の鱗 / 共同管理の別サイトです)

 人間、あまりに好きすぎる物事については、その愛情をあまりおおっぴらに公言したくない気持ちになっちゃうってこと、ありませんか? 怖いんですよね、要するに。こんなに大好きで、自分の中ではとっても大事なものだけれど、それがたまたまちょっとコアだったりした場合、他人に否定されるのを恐れるあまり、つい後ろのほうに引っ込めてしまう。
 たぶんねぇ、私、まだ本領発揮してないんだと思うんですよ、華奢萌えの(笑)100%丸出しにしたらドン引きされるんじゃないかなーということで、今んとこは軽〜いジャブ程度に出してるつもりですが、このスズカゼが生まれたとき、私、ひそかに決心しました。出し惜しみはやめようって(笑)

 ……というわけで、とにかく華奢なんです、この人。
 私の萌えてる“華奢”という属性の中には、たぶん無条件に“美形”という要素もくっついてきてるような気がしてるんですが(わぁ正直者)、彼については、うーん……一般的な美的感覚からいったら、絶対に美しくはないはずなんですね。ええと、私の頭の中では、『ディアナ・ディア・ディアス』(作/新井素子)のカトゥサと同じ感じの外見なんですけど、おわかりになるでしょうか。もう、折れそうな、なんて表現ではなまぬるく、はっきりとガリッガリな体型です。
 彼の置かれた地位だとか、まとう独特の雰囲気だとかが、たまたま彼を美しく見せていたとしても、言ってしまえばそれは“異形の美”というやつなんです。ドラゴンとかガーゴイルとかと同じ。ぎょっとして瞬間的に顔を背けてしまって、でもどうしてももう一度見てみたくて、おそるおそるそちらへ目をやる、みたいな感じですかね。

 作中の立場としては、主人公少女の兄にあたります。〈海神祭〉の祭司の一族に生まれ、次期〈島長〉候補。御年20歳ですが、とてもそうは見えない体格、無いに等しいぐらいの身体能力、けれど明晰な頭脳とおだやかな人となりで〈海神さまの申し子〉と島民から信頼されている。ちょっと行きすぎというぐらいに妹煩悩な一面も(笑)
 強さを切望し、人に頼ることをなによりも恥じている、けれど実際問題彼がひとりでできることはとても少ないわけで、だからと言って、そのことで周囲にやつあたりするほど幼くはなれない。物腰は柔らかいけど、ひょっとしたら歴代の櫻井のキャラの中でも1,2を争うぐらいプライドの高い人かもしれません(;^_^A あー、この人の相手するのもきっと向いてないわ、私(そんなキャラばっか)

5. バトンをまわす人たち(何人でも)

 あう。こーゆーときに、オノレの交友範囲の狭さを思い知るのよねん(T_T)
 ってなわけで、困ったときのこの方々だのみ(笑)もしまだ回ってないようなら、ぜひとも熱く語ってくださいませ!

 香田朔也さん【Pen-Guin館
 文月夕さん【花迷路
 冬木洋子さん【カノープス通信
 ゆめのみなとさん【夢の湊
 よもぎの森さん【よもぎの森

 連絡は、ちゃんと入れるつもりではおりますが、例によってとんでもなく遅れるかもしれません。前もってご容赦を(>_<;

コメント

  1. 冬木洋子 より:

    覆面企画、間に合ったのですね。おめでとうございます!
    ……と言に来たら、バトンがあったので、貰っていきます(^^)
    櫻井さんの回答、じっくり読ませていただきました。
    キャラから物語を作っていくという話が興味深かったです。いろんな作り方があるのですね。
    ちょうど、先日、雑誌に載ってた五代ゆうの座談会形式の創作講座みたいなやつで、ちょうど、創作のその段階についての講義をやっていて興味深く読んだところで、その中で、『キャラから作る』パターンも紹介されていたので、その具体的な実例を見て、なるほど〜と思いました。
    五代さんもわりとキャラから作るほうらしいです。
    あと、『ソトヅラが剥がれる瞬間』萌えのお話に共感。そうそう、それって、萌えますよね〜!

  2. より:

    おおっ、バトン回答ありがとうございます。
    えーと、うちで「一次創作バトン」に回答したのが2005.10.09なので約1年3ヶ月ぶりですね!
    ログ探してしまいました(笑)

    こうやって読むとレンレンは本当に櫻井さんの理想のタイプど真ん中なんですねぇ♪

    そういや私も水沢諒くん好きでした。
    貸してくれる人と離れてしまったので、あのストーリーがどうなったのか知らないのですが。
    痛々しい傷を隠して、おちゃらける青年は私も好みのタイプです(笑)

  3. 櫻井@管理人 より:

    あけましておめでとうゴザイマスm(_ _)m
    今年は去年よりはもうちょっとがんばりたいな〜と思ってるので、なにかアクション起こしたときには構ってやってくださいまし(笑)

    冬木さん>
    覆面作家企画は、間に合ったというか間に合わさせてもらったというか…(;^_^A(青野さん本当にありがとうございます。もう足向けて眠れませんです〜…)
    これで書き上げられなかったら、またしばらく復活の時が遅れそうだと思ったので、夕ごはんの支度も放棄して(オイ)書き上げてみました。
    ネタ自体はけっこう前からあって、実際書き始めてもいたんですが、年末年始と教習所の効果測定が重なってしまったんですよね。急いで書いたので文章あんまり練ってないし、ある意味私っぽくないものができた…かな?
    私の文章って、わりとわかりやすいもんなんでしょうかね?(そういう観点から読んでもらえるのが、この企画の面白みですよねえ)

    > バトン
    受け取っていただけてなによりです。回答楽しみにしてますね!
    私のはちょっと長すぎましたね; せめて記事折りたためばよかったかしら…って、そういう問題じゃないですね(爆)

    > 五代さんの創作講座
    えっ、それ、なんですかっ!?
    みっ、見たい…なんの雑誌に載ってたんですか、いつ頃ですか? 今も手に入りますか? うわーん、読みたいー!
    五代さんの作品の魅力は、世界観とか文体とかいろいろありますが、実は私の中で一番のポイントは「キャラクターの心情にウソがないこと」なんですね。一作品まるまるかけて、ちゃんとキャラの成長を追ってあげてる感じがしてて、好きなんですが、そうかぁ、キャラから作ることが多い人だったのか…。なんとなく納得です。

    > ソトヅラがはがれる瞬間
    いいですよね! 萌えますよね!? わかっていただけてうれしいです〜。
    なんでしょうね、やっぱり、ギャップにキュンとくるんでしょうかねぇ?

    茅さん>
    い、1年3ヶ月ぶり…(爆)そうですか、そんなに長いこと放置してましたか……スミマセンでした;
    これからは、もうちょっと反応の早い人になりたいな〜と思います、ええマジで(;^_^A

    > レンレンが理想
    そうなんですよ〜。あまりにドンピシャすぎて、逆に悩んでしまってますけどねぇ。マネしたんじゃないですよー信じてくださーい、みたいな(笑)っていうかひぐちさん、私と好みが近すぎ(なんつー不遜な)
    この子への愛v(笑)が薄れたわけでは決してないですが、自分の創作と両立できそうな感じになってきたので、復活してみました。
    ……っていうか、向こうのサイトも実はたいして更新してないよね櫻井さん……(爆)

    > 水沢諒好き
    おおっ、ここにも諒ちゃん愛好家が!
    茅さんが諒好きっての、なんとなくわかるような気がしますねぇ。だって、セイとかの書きっぷりがホントに楽しそうなんですもん(たしかバトンの“お気に入りキャラ”にも挙がってましたよね?)
    冬木さんへのレスにも書きましたけど、これはやっぱり、意外な一面をかいま見てしまう感じがいいんでしょうね。その“意外な一面”が、ヘタレであればあるほどなぜか愛情は増してしまうという(笑)

  4. 冬木洋子 より:

    五代さんの対談が載ってた雑誌は、私が五代ファンと知ってる弟が『対談載ってるよ』と貸してくれた本なので、私の手元には無いのですが、記憶を頼りに検索してみたところ、これでした。

    http://www.amazon.co.jp/Novel-JAPAN-%E3%83%8E%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3-2006%E5%B9%B4-12%E6%9C%88%E5%8F%B7/dp/B000JVT3D0/sr=8-3/qid=1168641287/ref=sr_1_3/249-8317030-4411565?ie=UTF8&s=books

    私が読んだのはこの号だけど、この創作講座(?)は連載もののようです。他の号にも五代さんが出てるかどうかは分かりません。
    ちょっと、自分では本屋で手に取りにくい表紙ですよね(^_^;)

  5. 香田朔也 より:

    ばんにゃ〜水都さん♪
    一次創作バトン、確かに受け取りました。水都さんに負けないくらいに語り倒したいと思います(-_☆) ただ、最近ワタクシ時々地味にネット落ちしていることがあるので回答は少し遅れるかもしれませんが…いや、語るのに燃えてあっちゅー間に回答をアップするかもしれませんが(;^_^A
    それでは今年もよろしくお願いしますです。方舟サイトの方も今年こそお互いに頑張りましょうぜ。ではでは (^-^)ノシ

  6. よもぎの森 より:

    水都さん、こんにちは。お久しぶりです。
    覆面に間に合ったようで、推理するのをとっても楽しみにしていました。ふっふっふっ。
    水都さんの特徴は私なりに掴んでいるつもりなんですが(その特徴が出ていればいいのですが…)、この一次創作バトンは、水都さん攻略法として、とっても参考になるかも!?

    私も冬木さんと同じで、キャラ先行の創作法というのが興味深かったです。『虹待ちの空』も、あれだけ登場人物が多いのに、キャラひとりひとり、しっかり存在感がありますよね。
    ちなみに、私はアルが好きです〜。アルとリューズがくっつけばいいと思ってます〜(おい)

    バトン、ありがとうございます。もらっていきます。

  7. 櫻井@管理人 より:

    コメントありがとうございます!
    それにしても、このブログでやりとりってのも悪くないよね…あの、みなさん、やっぱり管理人に突っ込み入れたりなんだりするのって、ブログより掲示板のほうが使いやすいですか?
    もし、たいして変わんないよ〜というのでしたら、このまんま掲示板ナッシング状態でもいいかしらんとかモノグサいこと考えてます(;^_^A

    冬木さん>
    情報ありがとうございますm(_ _)m 早速ブクマしました。注文するかどうかは、もうちょっと検討中ですが…この表紙をレジに持ってくところを人に見られたりしないのが、ネットショッピングのいいとこですよね(笑)

    朔也さん>
    バトン受け取ってもらえたんですね♪ 答えて答えて、たっぷり答えて! 晃さん語りとか涼語りとかトロール様語りとか(でしょうかね?と予想してみる)とっても楽しみでございます。
    それから、方舟サイト……orz こ、今年こそがんばりましょうね(汗)よろしくです。

    よもぎさん>
    こちらもバトン回答いただけるの楽しみです♪ 人の創作裏話聞くのは、基本的に大好きなんですよねえ。「作品外でこんなこと語っていいのかしら」とか言わないで皆さんもっとどんどんぶっちゃけてくださいよ〜などと思うのであります。
    覆面企画、ハイ、間に合わせていただきました。しかし、このバトン回答がすげーいい感じにヒントになっちゃってるってことを全然考えもせずにアップしちゃいましたよ(汗)たぶん櫻井臭漂いまくってるんじゃないかな〜と思いますが、どうでしょう; よもぎさんの名推理お待ちしてます。
    さーて、私も本腰入れて読み始めなきゃ…(いそいそ)

  8. 匿名 より:

    更新しました&一施郎逎丱肇?

    更新しました&一施郎逎丱肇?

  9. 文月夕 より:

    お久しぶりでーす。反応、遅くなっちゃってスミマセン。
    バトン確かに受け取りました! ……が、実は以前に同じものに回答してましたので、その記事からトラバ打たせていただきますね〜。

    キャラクターの「調査」という感覚、すごーく共感してしまって、うむうむと肯きつつ読ませていただきました。うちにも秘密主義な奴がおりまして、難儀しております(^^;A

  10. 匿名 より:

    一次創作バトン

    袋小路はまるさん@【楽園都市計画】から一次創作バトンをいただきました〜。(発生元、捜索中)

  11. 櫻井@管理人 より:

    きゃ〜久しぶり、文月さんっ!(ギャルギャルしく/笑)
    母子ともに健康そうでなによりです。今度ぜひぜひ遊びましょう。ベイビーのお顔も見たいし(*^o^*)

    バトン、確か前に回答見たことあるような気がするな〜とは思いつつ、迷ログの“バトン”のカテゴリを見てもまだのようだったので、回してしまいました…スミマセン。
    キャラの“調査”、わかってくださいます!? そうなんですよね〜、見栄っ張りなヤツばっか出てくる物語とかだと、いつまでたってもストーリーの全貌を把握できなくて困るんですよね(笑)

  12. 匿名 より:

    一次創作

    櫻井水都さんから、一次創作バトンをいただいたので、答えてみたいと思います〜。

  13. 冬木洋子 より:

    今さら古い記事にコメントしていいものかどうか分からないんですが……。
    やっと、バトン回答しました。
    こちらです↓
    http://www.enpitu.ne.jp/usr6/bin/day?id=64893&pg=20070220

    思いっきり語ってしまいました!
    面白いバトンをありがとうございました。

  14. 櫻井@管理人 より:

    回答ありがとうございます〜。見ましたよ♪
    (長ゼリフ…確かにやっちゃいます、私も! 私、セリフの応酬のみのメモをつけとくことが多いので、片方が無言だと延々ひとりのセリフが続いちゃう; そしてあわてて地の文でいくつかに分断するという…)
    あの、それから、冬木さん! 回答が長い長い言ったって、私の常識はずれな長さ(爆)に比べれば、ぜんぜん真っ当ですわよ! ほんと、他の人なんであんなに短くすぱっと回答できるんだろう…(永遠の悩み)

  15. ゆめの より:

    おひさしぶりです。反応が超絶遅くてスミマセン(一ヶ月も経ってる;)。

    ご回答、たのしく拝見しました。他人の裏話っておもしろいですよね。キャラクターの調査をすごく綿密にしてらっしゃるのが印象的でした。櫻井さんに比べたら、ワタシなどはリアルに聞き書きしているようなモノだなあ(苦笑)。

    バトン、たしかに受けとりました。回答は……かなり遅くなるかと思いますので気長にお待ち下さい。

  16. 櫻井@管理人 より:

    ゆめのさん、お久しぶりです〜。
    いえいえ、こちらこそ、本来だったら私のほうからバトン受け取ってくれますかメール送らなきゃならないはずだったんですけど…ばたり。
    (今回バトン押しつけた皆々様、ホントにどうもすみませんでした)

    私の回答はちょっと裏話語りすぎですが(爆)ほんと、私を超えるようななっが〜い回答の方、どっかにいらっしゃらないものですかね?(;^_^A
    いちいち長く答えてしまうのが私のちょっとした悩みでございます。未練がましいのかなあ。きっとそうだよなあ。
    ……あ、でも、もちろんゆめのさんはお好きな長さでお答えくださいね(笑)ムダに長くする必要はないですよ〜。あたりまえですが、念のため。

  17. 匿名 より:

    一次創作バトン

    櫻井水都さんから「一次創作バトン」を回していただきました。
    いったいいつ回してもらったのか忘れてしまうほど長々と持ちつづけて、大変遅くなってしまいました。ごめんなさいー。なのにたいした回答でなくてすみませ