※ストーリーの楽しみを阻害しないと思われますが、ネタバレに厳密な方はご注意ください。

本郷 聡見 (Hongou,Satomi)
「ああそうかよ、分かったよ辞めてやるよこんなへちょいバンド!」


 “フールズ・ゴールド”のギタリスト。通称、トミー。
 5月25日生・双子座・B型。第一話で初登場時、大学一年。シリーズ終了時点で27歳ほど。
 肩ぐらいまでのソバージュヘア。脱色した上から緑のカラーリングをしている。瞳の色は黒。身長は150センチ前後。胸が大きくウエストは細く、脚はすんなりというバービー体型。太い眉が印象的。

 ピアノを習っていたが、エレキギターとの出会いによりあっさりと中断。以来、ギタリストになることをまっすぐに夢見る。ピアノの腕前は、現在ではバイエルに毛が生えた程度である。
 作詞も作曲もできないことはないが、もっぱら他のメンバーが作ってきた曲をアレンジする役割。とはいえ、彼女が編曲するとあからさまにギターメインになることが多く、しょっちゅう物議を醸している。
 目立つのが大好きな性格をそのまま反映したような音色を奏でる。技巧派とか流麗とかいう形容とは無縁だが、“ノイズ”の一歩手前で踏みとどまっているような、荒削りでパワフルなプレイヤー。一見、ソロ志向かと思われがちだが、実はバンドの中で他の音と対決してこそ映える音である。

 両親と、弟一人と共に暮らしている。ちなみにキーボードの相沢雅貴は従兄。特筆するほど音楽好きの一家というわけではないが、幼少時は弟と一緒に近所のピアノ教室に通っていた。
 きっかけとしては王道ながら、海外のロックバンドに触発されてギタリストを目指すようになった。初めてバンドを結成したのは高校生になってから。両親は基本的に彼女のバンド活動を容認している。
 口は早いうえに悪態つきで、舌好調な状態の彼女はもはや誰も止められる人がないほど。言っている内容自体はまともである場合が多いのだが、やり口がその正当性を打ち消している。
 大酒飲みで、間食も大好きだが、毎日ストレッチは欠かさないなどプロポーション維持には相当気を配っている。ファッション研究にも余念がない。
 小さい頃から習っていた空手の賜物か、運動神経はよい。その他、技術、美術、理系科目を得意とし、逆に文系科目の成績はまったくふるわない。現在は明晨学院大学の工学部建築デザイン学科生。




BGM : Commodores「MACHINE GUN」


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