も、もうこの辺にしとこうよ〜(@o@)~*


 ……公約、果たしました。
 ひょっとしたら決意表明文も途中経過報告も出来上がったこの作品すらも、大して皆さん見てらっしゃらなくて、櫻井の空回り炸裂なのかもしれなくても(それはないと思いたい/笑)公約は公約。
 フレティ×アルでボーイズラブでクリスマス。イブ前にアップできました。ひとまずホッ。

 それにしても、いくら「番外編」とは言え、本編の「虹待ち」とこの作品、あまりにも雰囲気違いすぎです。つーか、ひとえに、ボーヤたちふたりが人智を超えてラブラブなのがいけないのね。ううー、自分の作っちまったものながら(自分が作っちまったものだからこそ?)、どうにもこうにもこっ恥ずかしい。執筆中、頭が何度沸騰したことか…(遠い目)

 そんな感じで、私的には討ち死にというか(笑)もうこの辺で勘弁しといてくださいといった感があるのですが、正直なところ、どうでした、皆さん? 櫻井は突っ走りすぎましたか〜? それとも、「OKOK、これでいいんだよ。何だ櫻井やればできるんじゃん」ですか? はたまた「……ぬるい! 手ぬるすぎるわ! もっとはっちゃけて踏み込んで突き抜けちまえ、ばーんっっ! と!」でしょうか。いずれにせよ、忌憚のないご意見大募集中です。
 ──何せ、櫻井、ボーイズラブって書くの初めてなもので(^_^;

 とあるネット作家さんが言っていたことが、自分もいざこういうの書く段になってみて強烈に理解できた。
「こういうの(=男性同士の恋愛じみた心の流れの物語、言っちゃえば「やさい」)で、心理描写に重点を置く、ハードじゃないやつを書くのって、普段普通の小説書いてる時よりも数倍描写に気を遣う。いい練習になるかもしれない」なんてなことをね……ワタクシも、書きながら遠い目をして考えておりましたさ。
 自分の語彙が、久々に(嘘です。いつものように、です)もどかしかったひと月余りでした。
 しかし、ひと月か…年末の押し迫った仕事の合間に書いてたとはいえ、ひと月…。どうしようもなく遅筆だな。しかも、こんな、雪の野原に飛び出してってアルが調子に乗って生き埋めになってフレティが死にもの狂いで助けるだけのオハナシが、なぜにこんなに長くなるのかも不思議だぁ。


 なお、これは、番外編でボーイズものにすると決めて書いたので、こんな誇張されたかたちになってますが、実を言うと「虹待ち」本編でのフレティとアルの関係も、だいたいこんなもんです。相互依存。私、好きなんですわ〜。守られてるほうも守ってるほうも、互いの「存在」に寄りかかっているんだっていう関係。んでもって、こういう場合、だいたい「守ってあげてる」立場の人のほうが執着強かったりして、守られ役が自立の兆候を見せ始めると全身全霊でそれを阻もうと動くの。
 ……萌えだわー!(ちょっと問題がないかい、この感性)
 ま、フレティとアルっていうキャラは、それを描き出すために生み出したキャラじゃないから、描写としては割と手ぬるいほうですが、この他の櫻井作品でも「相互依存系・強い側」のキャラクターは実によく出てきます。だから読み比べてみるのも御一興?
 さて、話がこっぴどく脱線する前にそそくさと筆を置こう。


 あ、ちなみに、恒例(なんだよ)の私的BGM紹介をば。
 歌詞的にはほとんど関連性がないのですが、クリスマスっていう季節感とサウンドの切なさで桑田佳祐「白い恋人達」、それから、天使に雪とずいぶんキーワードの被っていたhyde「Angel's tale」。おお、何だか今回のBGMはやけにメジャーどころだな。それもたまにはいいか。
(どっちも、BGMだっていうのを取っ払っても、曲として好きなんですわ)

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