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管理人解体図
〜櫻井水都を掌握するために有効なツボ(笑)〜

小説を書く

 表向きの顔にそぐわず、ドロドロやウジウジやしんみりが好きで、好んで書く。
 長編ファンタジー書きの常なのか、設定萌え体質。加えて、固有名詞萌え体質でもある。長い名前大好き。自制してるけど。
 現在も今後も、挑んでいきたいテーマは「心の居場所」。

歌う

 文章を書くことが好きになるよりも遥かに前から、歌が好きだった。歌手になりたいとかなり長いこと思っていたし、今でも少しだけ思っている。
 声量を要求されたり、音域が広かったりという、いわゆる「難しい歌」を好んで歌う。玉砕覚悟。
 カラオケも好き。行けなければでっかい声で鼻歌かます頻度が増える。周囲の人は迷惑必至ですな(^_^; 歌う時にはイントロからきっちりと。途中のギターフレーズやら何やらまで、可能な限り口コピー。
 好きが長じてか、数年前から鼻歌で曲作り始めました。アレンジャー募集中。(楽器のできない櫻井)

表紙買い/ジャケット買い

 本屋とCD屋は大好き。入ると、時間と金の感覚が麻痺します。
 それまで見たことも聞いたこともなかったような作家やアーティストの作品を、表紙やジャケットからのインスピレーションでいきなり買ってしまうこと多し。その割に、外れはそんなに多くないんじゃないだろうか。
 幻想的なジャケットのCD、きりりとスタイリッシュなデザインの本に弱い。

新井素子  あらゆる意味で女性小説家だと思う。
 生命に対する眼差しが達観していて、考え方のひとつひとつを詳しく見ていくと、何も特殊なことは言っていない、きわめてベーシックな見方であるはずなのに、それに基づいた彼女の作品はいつもどこかが斬新。天性の小説家って言うのは、こういうのを指すんだと思えてならない。

(Most shocking novel…「ラビリンス」 私はこれで原罪を知った)
五代ゆう  出会ってからハマるまでが一直線でした。今時の富士見らしくない重厚なファンタジーの香気、貴重だと思います。もっと売れろー!(笑)
 この人もいろんな意味で「女性小説家」。母性の世界を描く人だと思う。強すぎて、生きとし生けるものをがんじがらめにしてしまうほどの抱擁。そこから逃れようとする人間たちのあがきと、押しとどめようとする世界との対決はひたすら切ない。
 真摯にレゾンデートルを問いかけてくるキャラクターの姿が、胸に迫る。

(Best novel…「〈骨牌使い〉の鏡」 言葉についても考えさせられる)
田中芳樹  文体からキャラクター造形からテーマから、この人に影響を受けたことのなかったものはないと言ってもいいぐらい、櫻井水都という小説書きに欠かすことのできない作家。
 どんな運命の奔流の中にあっても、自分の足で歩き抜くことが素晴らしいのだ。えらく難儀だけども。
 この人の主張している「プラス1、マイナス1の魅力」というのに目からウロコだった私。そうなんだよ、完璧な人間や駄目尽くしの人間なんていないし、仮にいたとしたって面白くない。

(Best novel…「銀河英雄伝説」 未完なんですよね、まだ?)
若木未生  ファンかと聞かれると躊躇ってしまうが、間違いなく「気になる」作家ではある。レーシングカーのように疾走する文体で綴られる、ナイフのようにとんがった物語に振り落とされていきそうな感を覚えながらも、書店では必ずチェックするあたりが、降参ですというか何というか。
 この人、作品以外の文章(特にあとがき)がずいぶん痛いんだけども…。商売人である自分と職人である自分とがいつもせめぎ合っていて、彼女は前者(=プロ作家)であることを選ぼうとして、でもそれはどうも失敗してるみたい。割り切ってしまえないのね。
 彼女の描く「痛いキャラ」は、ほんとに痛い。胸苦しいぐらいだ。

(Best novel…「グラスハート」 バンド小説の金字塔!)
紫堂恭子  私の中の「ファンタジー」像は、この人の漫画を抜きにしては語れない。
 広大な異世界は、設定集を眺めているだけでトリップできてしまえるぐらい美しく澄み渡り、同じぐらい猥雑で力強い。でもそれを全部出さない。ストーリーに必要ない部分はあっさり切り捨てるストイックさ。
 こってりした浪花節にならずに、人情の温かさを描けるすごい人。こういうファンタジーを書きたいと思わせる、リスペクトすべき作家です。

(Best comic…「辺境警備」 幸せになり方が分かります)
その他贔屓ブック 「Tales from third moonシリーズ」(小沢淳)
「十二国記シリーズ」(小野不由美)
「クシアラータの覇王シリーズ」(高瀬美恵)
「EXIT」(藤田貴美)
「OZ」(樹なつみ)
「彼氏彼女の事情」(津田雅美)
「ぼくの地球を守って」(日渡早紀)
「BANANA FISH」(吉田秋生)
「薔薇のために」(吉村明美)
「DRAGON BALL」(鳥山明)
「銃夢」(木城ゆきと)
「覚悟のススメ」(山口貴由)
篠原美也子

 櫻井水都の創作活動に絶大な影響を及ぼしてくださったシンガーソングライター。
 肩で風切って歩くほど青くもなく、だからと言って心おきなく他人にもたれかかれるほどには器用でない、一人の普通の大人の女性像が浮かび上がってくる歌です。歌詞は総じて長く、曲もアレンジもねじ伏せて疾走するほどの力強さがある。
 ひとりで立って生きること、後ろで見ててくれる誰かがいること、あらゆる自分を引き受けていくこと。大事なことが、すべて彼女の歌に。

(Best song…「満月」 夜空を見上げると口をついて出てくる〜)

ZABADAK
 吉良知彦&上野洋子デュオが好きだった、と小さく主張してみる(笑)
 彼ら、現在は袂を分かっているが、それぞれ別個で活躍中。吉良さんのほうがZABADAKを名乗り続けている。ライブに行ったことあります。リコーダー吹いてきました。ああ、高校時代に「ポーランド」の耳コピしといてよかったぁ…(昔取った杵柄)
 ファンタジーな気分を盛り上げる時には欠かせない楽曲勢揃い。小峰公子さんの詞は秀逸。

(Best song…「Harvest Rain」 息もひそむほど美しい歌)
MY LITTLE LOVER
 一見キャッチーで、実は全然ハヤリモノらしくない彼らの楽曲が、実は私好きなのかも…と気付いたのは最近。ボーカルの歌唱力にはこの際目をつぶりましょう。良質な青春の歌。
 現代物を書く時には頭の中で回っていることが多いです。若さゆえの青さって、悪くない。

(Best song…「Hallo again〜昔からある場所」)
ENYA
 評判を聞いて初めて買ったアルバムが「ケルツ」。高校時代の私にはあまりぴんと来ず、一度聴いたきり引き出しの奥で眠っていた。この時、売っ払わなくて大正解(笑)
 りんと冷え込んだ空気と、悠久の太古の息吹が居ながらにして味わえます。ファンタジーを書く時には必須の楽曲。

(Best song…「The Celts」 でも歌いにくいことこの上ない〜!)
その他贔屓ソング
「ストロボの空」(坂本真綾)
「真珠」(平岩英子)
「Tomorrow never knows」(Mr.children)
「共鳴(空虚な石)」(リリィ・シュシュ)
「壊れかけのradio」(徳永英明)
「Time stand still」(Rush)
テーブルトークRPG
 …ってご存知ですか?(まずそこからだよなぁ/汗)
 コンピュータのRPGだとコンピュータがやってくれる、「シナリオ」とか「サブキャラ」とか「モンスター」とか「ゲームシステム」などを、すべて人間がやってしまおうという、少々マニアックなごっこ遊び。

 私たちの仲間内では、ルールを緻密に運用するとかより、ひたすら演じまくるスタイルが好き。って言うか、ホント、ルールはあってないようなもん…(^_^;)
 だいたい1〜2カ月に1回、お喋りの延長のようにささやかに楽しんでます。
(内容は2002年4月7日現在です)



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