【Sailing〜紺青の大地〜】
時計の針よりも鮮やかに 海が朝を知らせる 頭の奥に響く声は きっと空耳なんかじゃない 風に帆を立てたら 目の前に開ける道なき道 この身ひとつで漕ぎ出すのさ 虫食いの航図《ちず》も壊れかけのコンパスも置いて 青のほかには何もない 果てしない大地の上に ほんの一瞬の軌跡を描くことを 震える胸で僕は求めた…… I'm sailing for the Indigo-Ground 行き先もわからぬまま進もう I'm sailing for the Indigo-Ground きっと人は自分を見つけるために船を出す 世界で一番深く高い 双子の青の狭間で 木の葉みたいに途方に暮れる 波はさらうだけ 風は「思うままに」と告げるだけ どこまでも青く光る 一枚の大きな水鏡《かがみ》に あぁ僕はどんな風に映るんだろう? 今もそしてこれからも…… I'm sailing for the Indigo-Ground 行き先もわからぬまま進もう I'm sailing for the Indigo-Ground きっと人は自分を見つけるために船を出す 宝島を信じる少年じゃない ユートピアなんかもある訳ない ただ寄せては返す波だけが 僕にとっての確かなreal I'm sailing for the Indigo-Ground 目的もわからぬまま進もう I'm sailing for the Indigo-Ground たとえどこに辿り着いても ひとりでも きっと! I'm sailing for the Indigo-Ground 行き先もわからぬまま進もう I'm sailing for the Indigo-Ground きっと人は自分を見つけるために船を出す I'm sailing for the Indigo-Ground! |